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カトレアに挑戦しよう!

 花の女王とも呼ばれるカトレアですが、カトレアを育てたことのない人も多いのではないでしょうか。

 実はカトレアと言っても様々で、カトレア属を中心に4つぐらいの属に渡る植物を様々に交配させて、多くの品種が作出されています。開花時期も様々なので、うまく品種をそろえれば1年中カトレアの花を見ることができます。

 カトレアは洋ランの中でも丈夫な植物ですが、豪華な花を咲かせるにはコツがあります。ここでは豪華なカトレアをご自宅で咲かせる方法について解説します。

日照時間を確保しよう

 カトレアが咲かない最大の理由は日照時間不足です。

 強い直射日光は苦手なので、半日陰のような場所に置きがちですが、半日陰になるような場所では日照時間が不足します。

 風通しの良い、一日中よく日の当たる場所に置きましょう。そして、夏になって陽射しが強くなる前に40%遮光する日よけを付けてください。

 なお、北海道や東北などの日照時間の短い地域やビル影になるような場所では、かなり強力な植物用ライトを使って室内や温室で栽培する必要があります。

水やり

 真夏は水切れしないようにしっかり水やりしてください。逆に冬場は乾かし気味に管理します。

 3月下旬からゴールデンウイークの頃までと梅雨時は植え込み材が乾いてから水やりします。

 ゴールデンウイークから梅雨まではやや多めに、秋になったら少しずつ水やりを減らしていきます。

植え替え

 元気よく育てるには2年に1回程度、植え替えが必要です。

 新芽側のバルブを3つ残して、あとは切り取ります。根鉢を根ごと1/3程度切り戻し、多めのミズゴケでしっかりと素焼き鉢に埋め込んください。

 そのときに、新芽が中央になるようにします。

肥料、支柱、害虫

 八重桜の咲くころから7月下旬まで洋ラン用の固形肥料を使います。9月くらいまでは液体肥料も並行して利用可能です。

 花茎が見えてきたら支柱を立てて花茎を誘導します。

 ナメクジなどに花芽や花びらが食べられないように注意しましょう。

 また冬に暖房のある風通しの悪い場所に置くとつぼみが腐って落ちてしますことがあります。特に室内用のワーディアンケースなどの中は蒸れやすいので適宜、換気することを忘れないようにしましょう。



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