ペットボトルで植え替えの回数を減らそう
鉢植えの植物は2,3年に一度は植え替えないといけません。しかし、大株になればなるほど植え替えは大変になるので、どうしても先延ばしになりがちです。
ここでは、ペットボトルを使った鉢植えの植え替えの回数を減らす方法をお伝えします。
水洗トイレで使用する水の量を節約する方法のひとつに、水洗トイレの水のタンクに水を入れたペットボトルを入れておくという方法がありますよね。ペットボトルの容積の分だけ水が節約できます。
鉢植えの植え替えの回数を減らすには、あらかじめ大き目の鉢に植えておくのですが、鉢の中の外周に沿ってペットボトルを配置しておきます。そこへ植え付ければ、実際に鉢に入る用土の容積がペットボトルの分だけ少なくなります。ペットボトルの上にも用土をかけて目隠しにします。
なぜ最初から大きな鉢に植え付けると良くないのかというと、植物にとって過大な用土があると、用土が乾きにくく過湿になりやすいからです。
ペットボトルの分だけ用土が減るということは、より小さな鉢で植え付けた時と同じくらいの用土の量しかないということです。それで、用土が過湿になりにくく、少ない用土の中で根がしっかり張ってくれるのです。
そして、2,3年たって植え替える時には、ぺっとボトルを取り除いて、そこに新しい用土を入れるだけです。植物によっては根鉢を少しほぐしてあげると良いでしょう。
最初から大きな鉢の置き場所を確保する必要がありますが、鉢の植え替えの手間を大幅に節約できるので、おすすめの方法ですね。
なお株元が寂しく感じられる場合は、草丈の低い季節の草花を植え付けておくといいでしょう。
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