news zero 2024/01/14 渋谷龍太コメント

中島芽生アナウンサー:あらためまして今夜は、SUPER BEAVERのボーカル渋谷龍太さんとお伝えします。よろしく願いいたします。
渋谷龍太:よろしくお願いします。
中島アナ:ニュース番組へのご出演、初めてということですがいかがでしょうか?
【テロップ→渋谷龍太(36) SUPER BEAVERボーカル 音楽・小説など多方面で活躍】
渋谷:そうですね。こういう番組見られてる方は、専門家のお話だったりとか、有識者のお話聞きたいよって方もいらっしゃると思うんですけども、せっかく呼んでいただいたからには、音楽を通じて人と向き合ってきた人間として、自分なりの言葉を精一杯しゃべれたらいいなと、そんな風に思っております。
中島アナ:はい、楽しみにしております。よろしくお願いします。
渋谷:お願いします。

能登地震

中島アナ:渋谷さん、この地震もまだ続いていますし、被災地の皆さん、今もこの災害と闘っているわけですよね。
【テロップ→渋谷龍太に聞く 被災地はいまも…"できること"は】
渋谷:はい。正直、自分がやってる音楽という仕事は、衣食住、そして命を救うことってのと、直結しているわけではないので、正直、ちょっと歯痒さも感じてはいます。なので、今できることっていうのは、被災地の現状を自分でよく知っておくことと、あとは、自分自身も、音楽を聴いた時でしか得られない感覚っていうのは正直あったので、音楽を使って、少しでもエネルギーをちゃんと届けられるような、活動を、今も、ちゃんと、精進して頑張っていきたいなと、そんな風に思っています。
中島アナ:避難所でも、なかなか気持ちを前に向けられないという方もいらっしゃったので、そういった方に届けたいですね。
渋谷:そうですね。
中島アナ:土曜日は雨と雪の予想になっています。安全にもお身体にも、十分お気をつけください。

台湾総統選

(台湾から中継映像)
有働由美子キャスター:そして渋谷さん、なんと言っても凄いのが、市民の選挙への意識の高さでして、前回4年前の総統選の投票率が75%、つまり4人に3人が投票に行ってるんですよね。今日も中心部の台北駅で、投票のために地元まで長距離バスに乗って行くんだという若者が沢山いらっしゃいました。
渋谷:はぁ〜。(大きく相槌)
(台湾の方々のインタビュー映像)
有働キャスター:若者の関心の高さというのが非常に特徴的なんですけれども、渋谷さん、随分日本の選挙と印象が違うなと思われませんか?
渋谷:そうですね。結構驚きますね。政という事に関しては、こうあるべきなのかもしれないなと思うんですけども、なんで若い世代がここまで投票率が高いんでしょうか?
有働キャスター:それ、先ほど若者に聞いてみたんですよね。そしたら、投票に行くのって当たり前のことですよね。民主主義の基礎だからと、きっぱりと言われて、その基礎だからと言われたことにハッとさせられたんですよね。この選挙で誰が勝つかによって台湾の人たちの未来が変わる、中国との関係が変わるということを皆さんが、芯から思っていらっしゃるということなんですよね。(中略)
台湾市民がどのような選択をするのか、明日の決戦を取材して、来週のzeroでお伝えします。
中島アナ:渋谷さん、この投票率の高さ、そして意識も日本とは大きな差がありますね。
渋谷:そうですね、何かきっかけ的なものなのかなっていう風に思うんですけど、自分が必ず投票に行くきっかけになったのは、高校の時、下北沢とか高円寺で見てたバンドで、「VOTE」っていう曲を歌っているバンドがいたんですよね。
中島アナ:投票。
渋谷:はい。で、そのバンドが一番最初のところで、"無駄足じゃないぜ 唯一のチャンスだ"って言うんですけど、それ聞いてから、自分で実際のことを調べたりとか、ポスターの前で足を止めるようになったりしました。なので、選挙っていうのは恐らくSNSやゲームとかよりっていうのも、実はもっと身近で大事なものなんだと思うんですよ。なので日本ではもっと若い人に興味を持ってもらうきっかけ作りみたいなものが大事なのかなっていう風に思ってますね。
中島アナ:そうですね。私たち大人がそのきっかけを作っていかなければならないですね。
渋谷:そうですね。

作家 安堂ホセ

(安堂ホセ インタビュー映像)
中島アナ:渋谷さんいかがですか?
渋谷:そうですね。安堂さんが、議論の場になったらっていう言葉が、自分の考えが、正解、唯一の正解っていうのではなく、みんなで考えてほしいっていうのが凄く素敵だなっていう風に思いました。自分自身も、マイノリティ、マジョリティって難しいんですけど、マイノリティとされる友達って沢山いるんですけど、話をしていていつも思うのが、意見や考え方っていうのが千差万別だなっていう風に感じます。だから自分は、その決められた枠、ジャンルで括るのではなく、生まれた時からスタート地点がみんなバラバラっていうことを、ちゃんと認識するのが、大切なのかなっていう風に思います。
中島アナ:スタートから違うんだよってことなんですね。
渋谷:そうですね。はい。
中島アナ:なるほど。

スポーツ

安村直樹アナ:渋谷さん、スポーツどうですか?
渋谷:はい。僕も高校生の時からボクシングやってたりしたんですよ。今でも、ライブ前は、ボクシングの1キロのロープ使って、ウォームングアップっていうのをずっと欠かさずにやったりしてますね。
安村アナ:そうですか。準備して身体を動かしてるんですね。
渋谷:そうですね。はい。
安村アナ:じゃ、スポーツコーナーも楽しんでください。
渋谷:ありがとうございます。
(大谷グラブを受け取った子どもたち、大谷グッズ関連の映像)
安村アナ:渋谷さんいかがですか?
渋谷:そうですね。グローブ配るって、凄いことだなって思うんですけど、これ誰がやってもいいってわけじゃないって正直思うんですよ。なので、凄く、大谷選手だからこそ、やれることかなっていう風に今感じましたし、VTRで、子どもたちのあんなに喜ぶ顔見てたら、なんか、グッときちゃいましたね。
安村アナ:そうですよね。
一同:(顔を見合わせて笑う)
渋谷:めちゃくちゃグッときましたね。直接的なメッセージ、一緒に野球やろうぜっていうメッセージだと思うんですけど、自分達も、ライブでは一緒に音楽しようぜっていうメッセージを投げかけてはいるんですけども、そういう、何かを一緒に作り上げていこうっていうのは、凄く素敵だなっていうのは、今のVTR見てて、なんか感動しました。
安村アナ:そうですね。

天気予報

市村紗耶香気象予報士:渋谷さん、この土日、共有テストですが、頑張ってほしいですね。
渋谷:そうですね。とにもかくにも身体が資本なので、体調管理しっかりして、受験頑張ってください。(両腕ガッツポーズ)
中島アナ:頑張ってください。
市村気象予報士:届いたと思います。みなさん、今夜も暖かくして頑張ってください。

痴漢に警戒

中島アナ:渋谷さん、どうでしょうか。
渋谷:んー、純粋に、くっだらねえこと考える奴がいるなってのが、正直な気持ちですね。憤りを覚えますけども、痴漢があった時に助けてあげるのはもちろんのことなんですけども、大事な受験の日にショックが残ってしまうと、ちゃんと発揮できないじゃないですか。なので一番は未然に防ぐことかなって思ってます。一人一人が関心を持って、被害に遭う人を1人でも減らしてあげられたらっていいのかなって、そんな風に思いますね。
中島アナ:周りにちょっと気遣いがあれば、助けられることですよね。渋谷さんには来週もご出演いただきます。



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