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NeMo(表参道)|釣り人の若きシェフの才能に心が躍ります。1年後には予約がとれなくなりそう

3月末に来日するハワイアンのシェフから、「いま東京で一番いけてるお店を1軒、予約して」との依頼が。あれこれ悩んで、候補として考えたのが、表参道のNeMo。

今年、ミシュランの1つ星をゲットしたガストロノミー。オーナーシェフの根本憲一さんは39歳と若いですが、ナリサワ、カンテサンス、パリの1つ星レストランで修業した本格派。支配人は20代!でもこちらもフォーシーズンズホテル、パレスホテル東京、ベージュ アラン・デュカス東京で修業しており、英語も堪能。若い才能とともに、シェフが釣りをこよなく愛しているとのことで、魚料理に期待できそうと思い、下見に行ってきました。

お店の雰囲気はリラックス感のあるカフェ風。気負っていなくてよい感じです。メニューはお任せコース(16,500円)のみ。テーブルに置かれたメニューをみてみると、さすが釣り人シェフ、まるで寿司屋のようです(笑)。

寿司屋のネタリストのようなメニュー。

いったいどんなお料理がでてきるか、期待して待っていると、最初の1品は鰆のタコス風。鰆といろいろな野菜をそば粉のクレープ的なものに巻いていただきます。さくっとした触感とちょっと和を感じさせるソースがマッチしていて感激の美味しさ!いきなりきました。 

鰆のタコス風

その後も素材の力を活かしたクリエイティブなお料理が続き、思わず笑顔に。特にスペシャリテ、穴子のフリットと根セロリは、衣のマカデミアナッツと根セロリの苦みがマッチしてうなる美味しさでした。

白子のごぼうソース
佐島のタコ
スペシャリテ、穴子のフリットと根セロリ
金目鯛の菜の花添え。春です
蝦夷鹿。やわらかくて美味しかった!

支配人のおすすめワインも素晴らしく、デザートもこれでもかと3品出て、おなかも心も大満足!

デザート1品目。あまおうとチョコレートアイスクリーム
デザート2品目。サクサクのアップルパイ
デザート3品目のカルネ。この後キャラメルも出ました。

これだけ食べて、シャンパン、白ワイン、赤ワインといただいて、1人25,000円。きっと1年後には予約がとれなくなってしまうでしょうね。今がチャンス!と自信をもってハワイアンのシェフにぜひお勧めしようと思います。

◆NeMo
〒107-0062 東京都港区南青山6-15-4 B1(表参道駅徒歩9分)
ランチ  12:00-15:30 (L.O. 13:00)
ディナー 18:00-23:00 (L.O. 20:00)
定休日  毎週月曜日(祝日の場合、翌火曜日休みhttps://restaurantnemo.net/


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