目の前の人はあなたである

　ステージの法則、類友の法則、それらを耳にしたことがありますよね。それぞまさに「目の前の人はあなたである」ということ。

　意識して人を選ぶときには、あなたの中にある事柄と共鳴していることを自覚できるからです。気が合う、面白い人、自分が求めることを叶えている人、学びになる人だからなどの理由があるはずです。人から離れるときにも、ルーズな人だから、向上心のない人だから、口ばっかりの人だから、あなたからみて言動に問題がある人だからなどの理由がありますよね。

　繰り返しますが、人を選んでいるときは、あなたはあなたの中にある事柄と共鳴している人を選んでいます。ですから、あなたが選んだ人はあなたです。誰かから離れるときは、あなたの中に持つ価値観ではないと判断したので離れます。それすなわち、あなたが選ばない人はあなたではないということになります。あなたはあなたを選び、あなたはあなたではない人は選びません。選べないと言ってもいいでしょう。

　意識しているときには選別を意識的にそれをおこなっていますが、意識せずともそれは起こります。あなたが持つ価値観を周波数という言葉に言いかえると、なんだかあの人とは疎遠になったと思える人とは知らず知らずのうちに周波数が合わなくなったことが原因です。ラジオはダイアルと局の周波数が一致すればクリアに聞くことができますが、一致しなければただの雑音です。ただの雑音を人に例えると、雑音を発する人とは離れていってしまうのは当然ですよね。

　人を選ぶときには、その人はあなただからあなたはその人を選びます。離れるときや選ばないときには、もうあなたでなくなっているか、あなたではないから選んでいないだけです。

　自分のことを知りたければ、あなたが心に置いている人に気づくことを書き出してみるといいですよ。それが、あなたです。

今日のランチは、漬け丼と唐揚げセットでした。美味しゅうございました。

山下純子

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