Day14: 心配事の96％は現実化しない

バグる潜在意識：外伝
【Day14: 心配事の96％は現実化しない】

　ミシガン大学で行われた研究では、心配事の80％は起こらないもので16％は準備しておけば回避できるそうなのです。つまり96％は起こらないことになります。残り4％は致し方のないこと。

　あなたは10年前も何かの心配をしていたはずなのです。その心配、起こらかなかったか乗り越えたか忘れているかのどれかです。確かなことは、あなたが今生きているということ。

　コンサルでクライアントがこんなことを仰いました。「純子さんが、かつての心配事が実際に起きたかどうか考えてみるといいですよと仰ったので日記を読み返してみました。10年前も20年前も似たような心配をしていることが書いてあったのを見つけて、思わず笑っちゃったと同時に自分に呆れました」

　心配事というのは、思考パターンなのです。似たようなことで悩む思考癖があるということ。「うちにはお金がない」などの親の口癖が潜在意識に入り込んで心配に変化しているのかもしれませんし、人の失敗を見て自分もそうなると心配になっているのかもしれません。いずれにしても親の経済状態とあなたのそれは今は別のはずですし、失敗した人はあなたの目の前にはもういません。いたとしてもあなたはうまくいく方向に動き続ければよいだけなのです。

　それでも心配をしてしまうならこう考えましょう。私が心配をするのは反対側にある希望を望んでいるからだと。人生を捨てている人は、もうどうでもいいと心配などしないものなのです。

　この文章を書きながらですが、白取春彦さんがこんなことを仰っているのを思い出しました。「人は死ぬまで心配する生き物だから」と。心配事がない人なんてまずいません。気をつけなければならないのは度合いなんです。心配性が心配症という病にならないように気分転換などしていきましょう。ときには割り切りや諦めも肝心です。

　拙著の解説投稿と著書「バグる潜在意識」を是非併読ください。あなたの人生がさらに豊かになります。

　2024年7月に潜在意識プログラム「お金を引き寄せる磁石になる60日間プログラム」を発売します。楽しみにしていてくださいね。

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山下純子