縁起を良くするには「良いそもそも」を積み上げること

　縁起とは、縁が集まって起こることを縁起っていうんです。縁とは、事象のこと。事象とはたくさんのことが集まって成り立つ事柄。良い事象が集まると良いことが寄り合って良い縁として起こります。それを「縁起が良い」と言う。悪いことが集まると「縁起が悪く」なります。

　縁は、別の言い方をすると「そもそも」のかたまり。

　あなたが愛する人と出会えたのも、師と呼べる人と出会えたのも、そもそもあの本を読んだから、そもそも誘われて行ったから、そもそも声をかけたから、そもそも同郷だったから、そもそもFacebookにアカウントを作って持っていたからなどの要素の集合体です。どの、そもそもが欠けても縁は成立しないんです。

　良いことを起こしたいのなら、そもそものレベルを上げること。そもそもの一つひとつが良いことだったら縁起が良くなって当然です。そもそも感情のままに食って掛かって怒鳴ったから、そもそも普段の在り方として整理整頓をしていなかったから、そもそも挨拶もしなかったからなどが集合体となると縁起の悪いことが続くのは当然です。

　縁起を担ぐという表現があります。担ぐとは荷を持って運ぶこと。そもそもである事柄をたくさん持って運ぶと担いで行った終着点で、良いことか悪いことかの何かが起こります。重複しますが、良いことを起こしたいのなら良いことをたくさん担ぎ続けると縁起の良いことが起きて、悪いことを積み重ねると縁起の悪いことが起こるわけです。

　そもそもやっていなかった、な～んて人にもちゃんと起こります。後で悔しい気持ちが起こるんです。とっても縁起が悪いですね。

　私は、諦めずにひたすらに良いことをやり続けると凄いことが起こるのを身を持って知っています。だから、良いことしかしないし文句も言いません。そもそも言動の悪い人からは離れます。

　人生とは単なる容れ物です。意識的に何を行動で入れ続けるかが大事です。私のことを分かってくれない人が多いとか、いつも悪いことが起こるという人は、そもそも普段から人に受け入れられないことをやっている結果です。被害者から抜けましょう。人にせいにしたって人生変わりませんから思考と言動を変えることをおススメします。

　災害対策としてソーラーバッテリーを持っています。今日は久々に取り出して充電しました。そもそも充電しておかなければいざというときに使えませんものね。Amazonをみたらモバイルバッテリーのセールをしていたので大容量をひとつ買い足しました。これでバッテリーが3つになりました。複数あると、有事の際に困っている人にも貸してさしあげられますし。

山下純子
　
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