桜の花が大好きだから…。

私の住んでいる仙台も桜の開花宣言がされた様です。

例年より大分早いみたいですが、
春になったんだなぁと、早いのは
大歓迎です。

毎年道端のつくしやふきのとうを見つけると、春が来たんだなぁと気持ちがウキウキして来ます。

春が四季の中でも一番好きなんですよ。

冬が好きな人もいると思いますが、私にとって冬は"耐える"というイメージが強いです。

とにかく寒いのが苦手だから…。

だから春は解放される様で、待ってました！なのです。

春で一番好きなのはなんと言っても
"桜"です！

いや桜が咲くから春が好きと言ってもいい程。

寒い冬の後、春に咲く桜が好きで、娘の名前も"桜子"にしてしまったくらいです。

ですが…、

娘が自分の名前は桜子ですと自己紹介すると、大体の方に「あ〜、やまとなでしこのね！」と言われるそう。

あの松嶋菜々子のドラマ「やまとなでしこ」は2000年放送ですが、娘はそれより前に生まれてます。

でも放送後、桜子は急増しました。

私は決してドラマを見て名前を付けたのでは無く、春の訪れを知らせてくれる桜が大好きだから娘を桜子にしたのです。

分かっています。

そんな事皆さんにはどうでもいい事を。

でもせっかくなので、この無念な気持ちをnoteで書かせてほしい。

自分のお子さんの名前を考えた事がある方なら分かって下さると思うから。

子供の名前を考えるって本当に大変ですよね。

その子が一生使う事になるのですから、親として重大な仕事です。

字数を考えたり、思いを込めたかったり、悩んで迷って、少しでもその子らしさにしたくてやっと決定するものです。

ん？いや、あなたは桜が好きだから桜子にしただけでは？なんて思わないで下さいね。

私だって一応字数など調べましたから。

桜も好きですが、色々考えた末で桜子にしたのです。

なのに娘の桜子は"あ〜やまとなでしこをお母さん見て付けたんだね"
としか言われない。

この腑に落ちない気持ち、分かって頂けますか？

桜子と名付けた時、何故か女性には好評でしたが男性には不評でした。

とくに年配の叔父さん達は"さくらこ"というのが言いづらい、"さくら"でいいのになんで"子"を付けたんだと大分言われた記憶が。

でも、あの"やまとなでしこ"からは
そんな事は言われなくなった気もします。

叔父さん方も"さくらこ"を認めてくれたのでしょう。

そりゃあ、松嶋菜々子だものね。

私は桜の花が好きで娘の名前を桜子としました。

娘はお陰様で素敵な女性になっています。

でも、実は………。

私は娘が産まれてから現在まで娘を"さくらこ"と呼んだ事は殆どありません。

娘もそう呼ばれた記憶が無いでしょう。

娘が赤ちゃんの時からずーっと
"さこ"としか呼んでいません。

周りの方々は娘の名前は"さこ"で、
"さくらこ"だと知らない人もいると思います。

そう、もうお気づきですね。

なんだかんだ書きましたが、いちばん最低なのは、名付け親の私でございます。

桜は大好きですが、娘は略して"さこ"でございます。

"さくら"ですらありません。

申し訳ありません、娘のさこ。

でもこれからも母は死ぬまで貴方を"さこ"と呼ぶでしょう。

とにかく、今年も一緒に桜を見に行きましょう。