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前略 夢友様 56歳、羞恥心は何処に?

前略 夢友様
今回も読んでくれてありがとうございます。

今回は羞恥心について書きますね。

現在56歳、羞恥心という言葉が身近に感じられなくなる年齢です。

ですが小学校の時は授業中の発言すらドキドキして、いつも話し始めに"えーと"と言ってしまったので、"えーと"ちゃんと呼ばれていました。

中学の学級会で自分の考えを中々発表出来ず、いつも情け無い気持ちでいました。

でも高校になって小学中学の時、私は
こうだったのよと話したら、"えー、信じられない"と言われ、それから現在も周りの人にその話をしても誰一人信じてくれません。

もちろん人前で話せない事だけが
羞恥心ではありません。

トイレから出て来たらスカートが捲れていたとか、普段着でどうぞのお呼ばれに行ったら自分だけ本当の普段着だったとか、羞恥心を感じるのは数え切れない程あると思います。

でも56歳、気付いたら羞恥心にかなりの耐性が付いていました。

そんな女性を世間ではあまり良くない意味でおばさんになる、というのだと思いますが、一応ちょっと待って欲しいです。

私的に何故羞恥心に鈍感になったのか考える要因として、子育てが挙げられます。

私は完全にワンオペ育児でしたので、
子供が小さい頃はほとんど美容院にも行かず、化粧水すら塗るヒマなく、背中に下の子をおぶりグズってベビーカーに乗らない上の子を抱っこして、買い物の荷物とベビーカーを押して買い物から帰る様な子育て期を送りました。

子育て経験ある方ならほとんど分かって頂けるあるあるの一部です。

そう、ほとんどのおばさんがこんな経験をしてると思います。

羞恥心が無くなってくるのは、ただ歳をとって図太くなったのでは無く、なりふり構わず頑張って、恥ずかしい気持ちを乗り越えたからだと思うんです。

でもこれは子育て経験ある無しに関わらず、男の方でもそうだと思います。

結局羞恥心は、苦難を乗り越えて肝が据わる事であまり感じなくなるという物になります。

もちろん、人として品位を落とす事の羞恥心は無くしてはいけないと思うけど、その他の羞恥心は無い方が気持ちは自由な気がします。

こう言っちゃ何ですが、誰でもおばさんになれる訳では無いって事です!
ただ無くすと品位まで落とす羞恥心はずっと持っていたいですけどね。

夢友様は羞恥心を考えたりしますか?
無くすと人として品位を落とす羞恥心ってどんな物か、いま一度一緒に考えてみませんか?




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