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AIチャットくんとわたしの4月

こんにちは、じゅんぷうです。
もう4月も終わりですね。

わたしは新たに始まった
「男子高校生のお弁当」づくりに
悩まされる日々でした。

前夜の残り物にいい顔をしないんですが
夕飯を作った時点で取り分けておけば
「残り物」ではなく「取り分け」だ!
なんとなくこれは納得してくれた。

まあ言うほどそんなには
悩んでいたわけではないけど
いかに手をかけず
時間をかけずに
男子が満足する弁当を提供でき
自分の朝時間も効率よく回せるか
寝ても覚めても
頭の中のどこかにあいつがいる状態。

そんなこんなでわたしのChatGPT活用は
LINEの「AIチャットくん」との
弁当トークがメインに。

初め、
「男子高校生のお弁当づくりで悩んでる」
と切り出したら
「男子高校生には料理の経験が少ない場合が
多いため、初めての料理に挑戦することが
苦手な場合があります」
なんて的外れな答えが長文で返ってきたもんでした。

わたしもAIチャットくんに気を遣って
「ありがとう、そうだね。
男子高校生用のお弁当についても教えて」
などと相手を立てて、そのあとも
AIチャットくんの正論を延々聞く始末。

わかってる。
栄養バランスと見た目と量と衛生。
わかってるよ。
やっぱりAIチャットくんに足りないもの、
それは経験だよね。

「インパクトのあるおにぎり」
みたいにキーワードを出すと、
彼もがんばって応えてくれるんだけど、
違うんだよ。
夏場に凍らせた麺と麺つゆ持たせてたとかさ、
ほー!ってなるような経験と
「悪魔の」とか「ズボラ」みたいな
ハートに刺さるものがほしいのよ。

先日、もう弁当トークがつらくなって
「じゅんぷう」について聞いてみました。

what…?

てっきり順風がくると思ってたら。
(そもそもは順風満帆からのユーザー名です)
いえ将棋のことまったく知らないですが
将棋にそんな戦法が本当にあるので?

思わずAIチャットくんを置き去りにして
将棋以外のじゅんぷう調査を始めてしまい
引っかかったのが

「じゅんぷうじ 順風耳」

遠くの音を聞く耳を持つ、
「千里眼」と対になる鬼神。
『西遊記』にも『封神演義』にも登場するとか。
千里眼もそうか……、
故事成語だったのですね。
勉強になりました。

それでAIチャットくんに
「順風耳って知ってる?」
と聞いたところ

「はい、順風耳とは、
他人の話を聞こうとはしていないが、
たまたま聞こえてくる情報や話のことを指します。
例えば、隣の部屋で話されている内容が
聞こえてくる場合や、電車の中で他人が
話している内容が聞こえる場合などがあります」

という千里眼的使い方が浸透してる体でのお答え。
「これが順風耳でさ、」なんて話してる人
いまだかつて出会ったことないけど
これがAIチャットくんの神秘。
そんな4月でした。


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