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韓国ドラマ『医心伝心』で知る歴史上の人物サヤカ

視聴4話の時点でちょっとクールダウンするためnoteに記録した『医心伝心~脈あり!恋あり?~』、無事完走しました。

朝鮮の鍼灸医ホ・イム(キム・ナムギル)と現代の外科医チェ・ミョンギョン(キム・アジュン)、ふたりの恋と、患者のため最善を尽くす医療者たちの医の心というものが描かれた作品。

思った以上にいいドラマだった。

もう一度書きます。思った以上にいいドラマ。

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なんかタイプじゃないんだよな~と思っていたキム・ナムギルも、もうペンギン走りの彼なくしてはいられないし、3話ぐらいまでは人の話をちゃんと聞きなさいよとイライラしたキム・アジュンも、もう一度彼女の美しい韓服姿を見たくてたまらないし、韓方医院は患者もすべてひっくるめてあの空間を重要文化財として保存したい!

久しぶりに鍼灸してもらいたくなりました。

こちらはtvNのトレーラーからNGシーンなど。楽しそう

ところで朝鮮時代の倭寇のシーンでキーパーソンとなった「沙也可」という人物について気になってしまいました。彼が名乗ったときは正直「さや…か…?」、彼の部下も「この時代に鈴木…?」と、まあ外国の描く日本人だしと思っていたらこれが、沙也可さんは実在した人物! 文禄・慶長の役で加藤清正の命で朝鮮に渡ったものの朝鮮軍に投降し帰化したという方。しかも司馬遼太郎先生の説によると、中世の傭兵・地侍集団の雑賀(さいか)衆ではないかということ。さいか⇒さやか。さらに、雑賀衆の頭目的存在で雑賀頭鈴木氏という方々がいたのですね。だから投降した方の代表が「さいかとうすずき」って名乗ったとしたら「さやかとすずき」でもおかしくはない。

実際の沙也可さんの出自や行動には不明な点も多いようですが、最近、城郭検定のお勉強をしていることもあって自分の中の日本史がようやく戦国時代に追いついてきたので、とても興味深い点でした。わたしはまだまだ歴史を知らない。

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