知財リスクマネージメント入門[3]-著作権侵害の疑いをかけられたら
5回連載で、著作権業務を専門に扱う部署がない企業を想定して、明日からでも取組める著作権リスクマネージメントについて解説するこの企画ですが、第3回目の今回は、著作権侵害を疑うレターを受け取ってしまった場合の対処法について書いてみたいと思います。
こうした事案について著作権業務を専門に扱う部署がない企業の場合、初動を見誤り、結果として「こじらせてしまう」というケースが多く散見されます。
どの事案にも共通していえることではありますが、こうした侵害対応においては「初動」がもっとも重要になります。
そこで、最近起こった具体的な事例(地方自治体事例、出版者事例)をご紹介しながら、具体的に何を検討すべきかの対処フローを解説していきます。
著作権の「炎上」時代を生き抜くために必要なポイントをぜひ押さえて、昨今、多くの報道で見受けられるような「炎上」を回避すつための仕組みを社内で構築していただければと思っています。
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