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NO.5対並行陣におけるロブ以外の対処方があるとかないとか

皆さん、最近暑い日が続いてますね!

肌の黒さで夏を先取りしております💪
テニスコーチの有田です!

先日、女子ダブルスのレッスンを見学に行ったのですが、

目から鱗

って感じのレッスンだったのでここで僕の感動を共有させてください☺️

まず、お客様のご好意でレッスン見学をさせていただく機会をいただきました

いつもありがとうございます😭

最初に思ったのが、レッスン前に女性コーチって貴重ですよね

なんか言葉の深みが違いませんか?

何気ない一言に説得力があると言うかなんと言うか、、、

やはり自分が経験してきたものを伝える=言葉の深みなのかなと思いました

心の底から羨ましいです!😭

閑話休題

本題に入りますっ!

レッスンなんですがめっちゃ基本に忠実なんですが、全てのお話の中に『女性特有のポイント』が織り込まれてるんですね

特に、フットワークに関して

『女性あるある』をとても大事にされていました

僕も聴きながら

「レッスン中にあるなーーー!」

と思いながら相槌を打ってました笑

例えば、ファーストボレーやローボレーでお尻を後ろに引いてしまうエラーなどです

あるある〜!と共感されたそこのあなたっ!

ご経験ありますよね?!

特に、予想してないバックのローボレーとかなりませんか?笑

私は女子ではありませんが、経験アリです笑

私なりの見解ですが、ポイントは大きく2つだと思っております

1.関節の可動域が広い
女性の方が骨盤周りの可動域が広い傾向にあります

これは、骨盤の形が男性とは異なるからだと言われています

この為、男性よりも身体を起す為のフットワークがなければ身体が前に倒れてしまう方が多いです

いわゆる、『ステップ.→右足→左足』の右足です!
※右利きの方のフォアボレーのイメージです

身体を支える為のフットワークが重要なんですね

2.踏み込みが強い
パワー不足を気にしてらっしゃる女性は多いのではないでしょうか

その為、強く踏み込んでボールに負けないように!と思ってらっしゃる方も多いと思います

これが理由でボレーを『プッシュ』してしまう事も多いですよね

これが落とし穴かもしれません💦

強く踏み込む際に、前傾を強く作り過ぎてしまうと、タイミングよく踏み込めなかった場合


〜イメージタイム〜

強く踏み込みたいと思う

→勢いよく前傾のままボールに突っ込む

→タイミングがズレて踏み込み足がでない

→、、、、ぱすっ(悲しいネット音)

→振り返ると腰が引けてお尻が出ている、、、


この流れが完成してしまいます💦

これは苦手意識やメンタルも関わっているかもしれません

分かってはいるのにー!ってやつです!

共感していただいた方🙋

何事もカラクリや理屈を知っているのは大切です!
理解したと前向きに捉えていきましょう!

レッスンを見学して、そんな『あるある』が随所に散りばめられたレッスンで感動しました!

しっかり参考にさせていただきたいと思います!


閑話休題


本日も女子ダブルスのお話です!

ロブを予測している並行陣にどう仕掛けるかのお話をしていきたいと思います!

・後ろ目の並行陣のメリット/デメリット

・ストレート→ロブとのコンビネーション

・具体的なフォーメーション

この3本でいきたいと思います!
後半に動画🎥もあります!


まず、並行陣には何種類か存在します

並行陣を取った際に、
クロス側が少し後ろ/ストレート側が少し前の型が通常の並行陣です

基本の型になるので、スクールなどでよく採用される型ですね

それから、クロス側が少し前/ストレート側が少し後ろの並行陣を『逆陣形』といいます

これは男子ダブルスにおいてよく見られる型です!

次にこれに対して、前後差をつけずに後ろ目のポジションを取る並行陣もあります

相手に応じて、陣形を変化させていただきたいのですが『女子ダブルス』において多いのは、

横並びの後ろ目並行陣です!
※諸説あり

この陣形はとにかく角度のつかないボールに対して強いのと、ロブに対して効果を発揮します

女子ダブルスにおいて、ロブが打ちにくくなるだけでプレッシャーは相当なものになると思います

試合の後半でロブが打ちたいのに打てないプレッシャーは相当だと思います

対処方としては、

・角度をつける配球
・4UP(4人とも前の型を作る)
・ひたすらバックを狙う(角度をつけられない変化のあるボールで)
・センターに速球を入れる
前に誘き出す

こんなところでしょうか

まず、前述の通り後ろ目の並行陣はロブに強いです

しかし、アングルボレーなど並行陣特有の角度をつけるボレーなどがやりにくい状況が多々あります

ネットから遠くなる分、攻撃力は下がるわけですね!

その為、ストロークに自信のある方は真ん中に速球(突き球)を入れ続けてチャンスボールで前に行くなども可能だと思います

しかし、自身のストロークよりも相手のボレー力が高い場合はそう上手くいきません

角度をつけるのもありですが、選ぶボールが大切になってきます

ショートクロスに関しては、前回の記事にも書いたので参考にしてください!

前述の通り、相手はロブに強い陣形なので1本目からロブを通す事は難しいです

なので、

前に誘き出すストレート

これをフォーメーションと一緒に習得していただきたいと思います!

※相手が毎回同じフォーメーションとは限らないので、よく状況を見た上で判断をお願いいたします


前述の通り、後ろ目の並行陣はロブを打たれることに強いです

しかし、ボレーで角度をつける事は苦手です
※ボレー技術が相当高くなれば話は別ですが

そして、ストローカーがストレートに展開しても足元が大きく空いているのも特徴の1つです!

通常の並行陣であれば、ストレートに配球してしまうとネットの近くで処理されてしまう為ポイントを落とす可能性があがります

今回の場合だと相手はロブ警戒の為にポジションを下げているので足元が空いていますし、そこまで攻撃力が高くありません

そして何より、ストレート側のボレーヤーは打てるコースがそこまで多くないのです!

角度をつけられないボレーヤーはストレート側の反面でストローカーを動かすしかないのです

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