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ブルーノ・マーズ@東京ドーム

2022年10月26日(水)

東京ドームで、ブルーノ・マーズ。

最高だった! 

ドームでのライブだというのに派手な演出はなく(特効はあったが、それも序盤と終盤の2~3曲のみ)、映像演出があったのも同じく序盤と終盤の2~3曲だけ。とにかくブルーノの歌と演奏とダンスが5万人を魅了する。そんなことができるアーティストは今、ブルーノだけだ。ほんと、ドームであんなにシンプルな作りのライブ、初めて観たかもしれない。

ステージ上にいるのも必要最低限のミュージシャンたちだけ。DJとかいないし、なんたってホーンセクションの4人が歌もうたえて、しかもダンスもバッチリってのが大きい。吹けて歌えて踊れるから、ダンサーいらずなのだ。

そしてブルーノが「パーティー」と呼ぶように、一貫して楽しい。ダークな要素など1ミリも持ち込まない(そこも今どきのアーティストでは珍しい)。それにプリンスやマイケルと違って、ブルーノは何かを背負ってない。彼自身の風通しがいいというか、ただただ純粋に音楽を楽しんでいるだけといった感じで、そこもいい。

SNSでは普通に大阪の街をブラついてたり、バンドメンバーたちと焼肉食べに行ったり、東京までの新幹線がグリーンじゃなくて指定席だったりといったあたりが話題になっているが、そういうカジュアルさ、セレブになどなってたまるかというような開かれた態度が、ライブパフォーマンスのありようにも反映されている感じがするのだ。

ハワイ生まれってのもあるんだろな。陽気で、ほんと人が好きって感じ。故にバイブスがもう一貫してハッピー。

ひたすら幸せな約2時間でした。


↓こちらは『24K・マジック』が出た頃に書いた記事。もう6年も前…。


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