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『ブラック・ウィドウ』

2021年7月8日(木)

池袋・グランドシネマサンシャインで『ブラック・ウィドウ』。

延期に延期を重ねてようやく公開初日を迎えた『ブラック・ウィドウ』。『ワンダヴィジョン』『ファルコン&ウィンターソルジャー』『ロキ』とテレビドラマシリーズももちろん全部見てるけど、劇場で観るマーベル作品は『エンドゲーム』以来とあって否が応でも気持ちが昂るというもの。本編開始前の今後のマーベル作品のトレーラーを観ながら、そうだった、ドラマシリーズ3作のあとの公開になっちゃったけど、そもそもこの『ブラック・ウィドウ』がフェイズ4の始まりだったんだ!と思い出して、その段階で既に感慨が。

ネタバレ避けるため詳しくは書けないが、結論から言うと待った甲斐ありの見事な出来映え。物語もアクションも文句なし。007みたいなスパイ映画要素も加わって、のっけから引き込まれまくり。ああ、やっぱマーベル映画は別格だな、と。

出てくるみんなのキャラもそれぞれ立ってて、主役のスカヨハのかっこよさはもちろんだけど、それにも増してフローレンス・ピューの魅力的なことと言ったら! ファンになっちゃうね。で、これ、インフィニティ・サーガからフェイズ4へのバトンとなる作品であるわけだけど、姉ナターシャ(スカヨハ)から妹エレーナ(フローレンス・ピュー)へのバトン渡しの作品でもあるのだなと思ったり。

これ観てから『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』観直したら、間違いなく号泣しちゃうね。

一夜明けて冷静になってみれば、物語展開の驚きと練り方という意味では『ファルコン&ウィンターソルジャー』が勝ってるようにも思うけど(ドラマシリーズのなかで僕はあれが一番好きだし、震えたし、感動したのだ)、劇場公開を前提としたものとしてはこの『ブラック・ウィドウ』、133分でよくここまで広げた上でまとめたなと感心するし、このアクションシーンの興奮は劇場じゃなかったら半減する。昨日はまずDolby Atmosで観たんだが、大型スクーリンであるほど興奮が高まりそうなので、来週はIMAXレーザーでおかわりします。


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