Leyona@ビルボードライブ東京

画像1

2019年12月9日(月)

ビルボードライブ東京で、Leyonaのデビュー20周年記念ライブ(1stショー)。

Spinna B-ILL、Caravan、佐藤タイジ、チャボと、ゲストがたくさん招かれて、ちょっとしたフェス感あり。バンドもこの日のための特別編成で、アイゴン、ASA-CHANG、三浦淳悟、森俊之という鉄壁の布陣。なので、いい感じのソウルグルーブが全編に。

初めにLeyonaが「STARS」を歌って、あとはずっとゲストと一緒に。で、本編最後に再びLeyonaの歌で「トラベリンマン」。要するにほとんどの時間はLeyonaがメインと言うよりゲストが歌って前に出る形だったのだが、「みんながLeyonaの20周年をお祝いしにきた」というその作り自体に幸せな感じが溢れていてよかった。いい先輩、いい仲間を持つってことも言うなればひとつの才能だもんね。Leyonaはそうやって愛されながら続けているシンガーであり、つまり「愛され力」の高いアーティストだってことを(前から思ってはいたけど)改めて実感した次第。

あと、チャボが「Leyonaは声に才能がある。声という才能をもって生まれた来た子」と言ってたけど、うん、それもそう。確かに。さすがにこれだけのゲストを招いた特別ライブということで、進行や歌の入りを間違えるなどLeyonaはふわふわしてたところもあったけど、その“声の才能”が揺らぐことはまったくなく、自分も彼女のこの“声が”好きなんだよなと再確認した。

ゲストのなかでは、コーラスでずっと歌ってもいたうつみようこが1曲メインをとったのだが、その迫力が際だっていた。さすがだ。Leyoneが姉さんと慕うのもよくわかる。それからもちろんチャボ。ニューオリンズ風にアレンジされた「サイフ」、そしてこの日のためにわざわざ書き下ろしたという「Song for Leyona」という曲を歌っていて、それは♪ヘイヘイ~、レヨナ! 歌ってくレヨナ、レヨナ!。ヘイヘイ~、これからも、やってくレヨナ、レヨナ!  というような歌で。優しいなぁ、チャボ。幸せだよなぁ、Leyona。

そんなチャボとLeyoneは、アンコールではチャボが手掛けたデビュー曲の「オレンジ」を歌って、それ、この日一番ってくらいによかったのだった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?