ターリ@ビルボードライブ東京

2019年5月15日(水)

ビルボードライブ東京で、ターリ。

代々木・Zher the ZOOで「HOBO CONNECTION 2019」を観終えてから大急ぎでビルボードライブ東京へ。イスラエルにルーツを持ち、ホセ・ジェイムズが立ち上げた新レーベルから先頃アルバム・デビューを果たしたばかりのシンガー・ソングライター、ターリの初公演(前回のホセの公演で10分ちょっとのオープニングアクト経験あり)。

そんなホセとターリはつい先頃めでたく結婚したばかり。ということで、ターリと今回ゲスト扱いで出演したホセのラブラブ度合がやりとりからこぼれおちまくるステージだった。

ターリの声は通りが非常にいい。盤ではどこかミステリアスなムードもあったりしたが、ライブとなると(特にMCで)思いのほか無防備な明るさが前に出る。ときにはしゃいでるようにも感じられたのは天然なのか新婚ゆえか単独ライブを日本でやれてる嬉しさからなのか。アルバム聴いてチラと感じたオフラ・ハザっぽさもライブでは出てなかった。

今回はドラムとシンセ奏者がサポートにつき、それゆえ前回の短いソロステージより遥かにガツンと彼女の歌の魅力が伝わった。が、やはりステージに色がつきだしたのはホセが登場してから。ホセはターリが書いたファンキーな「リブ・ユア・ファンタジー」をまず歌い、続けてターリと「トゥー・ビー・ウィズ・ユー」をデュエット。それ、スウィートで、ドリーミーで、とろけました。

後半は再びターリのソロがあり(リード曲「ヒア・ユー・ナウ」がやはりつかみ度高し)、終盤でまた旦那様が登場して今度はエレキギターも弾いたりも。で、アンコールはターリひとりでフォーク曲。なかなかない後味だった。

これからふたりはどのように影響しあって、それが音楽に反映されるのか、ってな楽しみも。まあとにかく、末永くお幸せにね、ホセ。

*17日に大坂公演あり。

↓こちらはアエラスタイルマガジン(web)に書いた公演紹介記事。


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