『スパークス・ブラザーズ』感想。

2022年6月2日(木)

今年1月に下北沢にできたミニシアター、シモキタ-エキマエ-シネマ「K2」で、ようやく『スパークス・ブラザーズ』。

素晴らしかった。50年以上のキャリアを時期の偏りなく順に追って2時間15分に収め、物足りなさを感じさせることなく誰をもグッとこさせるって、なかなかできることじゃない。それをやってのけたエドガー・ライト監督の腕の確かさ、そして何より愛!

ちゃんと朝食食べて、運動して、ひとりでの落ち着いたコーヒー時間をとって、決まった時間に仕事して。そうして日々を規則正しく生きること。継続力と想像(創造)力は、それなくして生まれないという学びのある作品でした。

スパークスのことはよく知らない、あるいは自分のようにこれまで特別な思い入れがなかったという人でも、これを観たら絶対ふたりが好きになる。絶対。ソニマニでライブ観るのが、俄然楽しみになった。