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「梅津和時プチ大仕事2022。Funk! Dol-Col 2」 梅津和時、KenKen、松浦千昇@新宿ピットイン

2022年3月4日(金)

新宿ピットインで、「梅津和時プチ大仕事2022」。

毎年恒例、春の訪れを告げる梅津さんの「プチ大仕事」。3夜目となるこの日は「「扇」動する新世代ビート。Funk! Dol-Col 2」と題し、梅津和時(Cl,Sax)、KenKen(B)、松浦千昇(Ds)が出演。

Funk! Dol-Colは、梅津和時、ポール・ジャクソン、村上”ポンタ”秀一によって生まれた最強トリオ。だったがしかし、昨年3月9日にポンタさん、続けて3月18日にポール・ジャクソンが亡くなり、Funk! Dol-Colは消滅。……したかと思われたが、この度、若手を迎えてFunk! Dol-Col 2としての再始動と相成り、その初ステージがこれだ。

1部はオーネット・コールマン、2部はエリック・ドルフィーの曲を自由形の爆音にて演奏。梅津さんはこれぞ真骨頂といった感じ、kenkenもロックではなくジャズベースの自由形プレイを楽しみまくっているといったふうだった。これがピットイン・デビューで、梅津さんとも初顔合わせだという松浦千昇さんのことは僕は知らなかったのだが、KenKenの大推薦による若手(23歳と言ってたかな)ドラマーで、特に力入れてるようには見せずに叩くのだけど、まあ凄い。涼しい顔して、とてつもないプレイ。“ドラマー第七世代“なんてふうにも言われてるみたいだが、もう何年もすれば石若駿くんみたいなスター・ドラマーになるんじゃないか、っていう。

まん防のアレで21時終了が厳守されてるらしく(時短で開演も30分早まった)、アンコールはなし、ちょっと楽しみにしてた梅津さんとkenkenの会話のやり取りもなかったが、とにかくひたすら演奏の凄さに引き込まれ、震えた、そんなライブだった。(↓写真は終演後の撮影タイムに)

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