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亜無亜危異「デビュー40周年祝賀会 限界突破SHOW」

2020年10月17日(土)

神田明神ホールで、亜無亜危異「デビュー40周年祝賀会 限界突破SHOW」2ndステージ。

ソーシャルディスタンスってことで席と席があけられ、歌うのも声援も禁止。だが、自分の席前で立ってカラダ揺らしたり腕あげたりはOK(なので自分はずっと立って揺れて何度も腕を振り上げた)。茂はいつもの水吹きもダイビングもちゃんと自制してたが、どうにももどかしくなったのか、後半でエア水吹きをw。

いや、そんなことより何よりセットリストが最高だった。特別公演とあって、いつもとはだいぶ違う組み立て方。この時代のこの曲からあの時代のあの曲へと続けたりというような意外性がありながら、しかしそれがビシビシ決まっていく。

それに、いつもみたいに密になって”わぁ〜”と盛り上がる形じゃないだけに、バンドの横ラインの圧倒的かつ余裕ありの演奏力と、縦ラインの気迫や威力を改めて実感できた。

最高だ。亜無亜危異は本当に最高だ。大好きだ。そう思えた夜。

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2020年10月18日(日)

亜無亜危異「デビュー40周年祝賀会 限界突破SHOW」無観客生配信。

前日は有観客で2ステージ。各ステージ20曲ずつで合計40曲。という形だったが、この日は無観客で40曲ぶっ通しの生配信ライブ。これはアーカイブではなくナマで見ねば、ということで、始まる10分前からドリンクなど用意してPCの前で待機した。

40曲の構成(セトリの組み方)は前日の1部と2部をうまく混ぜ合わせて理想的なものとなっていた。緩急あって、何度かのピークがあった。

新作『パンク修理』からは3曲。初めてライブバージョンで聴くそれらはなんの違和感もなく過去曲と馴染んで混ざり合っていた。また、「春の空っ風」、さらには終盤でスローなブルーズの「今昔物語」が演奏されたのは意外だったが、それが非常に効いていた。伸一のギターにしびれまくった。

なんかの曲で茂が歌の入りを間違える。と、そこでゴチャゴチャ言うことなく、伸一がすぐにまたイントロのリフを弾いて何事もなかったかのように立て直す。コバンがなんかの曲の入りを間違える。と、そこでもゴチャゴチャ言うことなく、伸一がコバンに一言二言何か言ってすぐにまた立て直す。こういうちょっとした場面に、40年分のバンド力というものを感じたりもした。

バンド力。そう、亜無亜危異ほどバンド力を強く感じられるバンド、自分にとってはほかにない。

茂は最後まで何も説明しない。コロナでこういうライブの形になった、とか、40周年を迎えてどうの、とか、40曲ぶっ通しだ、とか、そういう説明的な言葉を何も発しない。それが、らしくてかっこいい。ただ歌う。そして3人はただ演奏する。それだけ。それだけで全てを伝える。ゴチャゴチャと客(PC画面を見てる人たち)に何か言う必要なんかない、各自が感じ取ればいい、ということだ。それがかっこいい。

少しの休みもなし。MCなし。2時間15分、本当に4人はノンストップで40曲やりきった。すげえぜ、亜無亜危異。オレも「疲れた」なんて言わないでまだまだ頑張るよ、ってな気持ちになった。


*10/25(日)21:00まで配信チケット購入可能!
アーカイブ動画は10/25(日)23:59まで何度でも視聴可能!

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