メイヤ@ビルボードライブ東京

2019年7月21日(日)

ビルボードライブ東京で、メイヤ(2ndショー)。

めちゃめちゃ久しぶり(数十年ぶり? 前に観たのがいつだったかも覚えてないが)にメイヤのライブを観た。まだブレイクする前(確か日本デビュー前)にL.A.で取材したりしてけっこう記事もたくさん書いていたので、今も地に足付けて活動を続けてるのが嬉しかったり。

今回は新作を携えての9年ぶりの日本公演で、ギター、キーボード、ヴィオラ(その女性奏者は数曲しか弾かないながらもメイヤの後ろにずっと座ってた)というシンプルなアコースティックセット。ステージにはゆったり座れる椅子もあり、メイヤはときどきそこに座って「私のリビングルームにようこそ」と語りかけるなど、親密な雰囲気を作り出していた。また後方にスクリーンがあり、そこには母国スウェーデンの浜辺で犬と遊んだりしている日常のメイヤの姿が長めに映し出されていて、それがアコースティックな音と合っていた。

メイヤの歌はのびのびしてて通りがよく、あの頃と変わらず澄んでいた。年齢を重ねて深みが出た…という感じはさほどなく、むしろ今も快活な印象。根っから明るい人ですからね。そこが彼女の魅力でもあるわけで。

途中、日本に頻繁に来てプロモーションツアーをがっつりしてた頃の映像が流れ、そこにはエピックの制作(村上さん)や渉外の彼女ら、あの頃にお世話になった懐かしい顔も。みなさん、元気かなー。ドイツやらデンマークやら一緒にいろんなとこ行ったのはよき想い出です。って話がそれたけど、その映像にはメイヤを見つけたプロデューサー、ダグラス・カーの姿も。と、そこで映像がとまって、メイヤがそのダグラス・カーの名前を呼ぶと、なんと本人が登場。今回ダグラスが同行してるなんて知らされてなかったので、僕はけっこう「おおっ」となりました。で、ダグラスも加わってギターをプレイ。

新作や近作の曲がわりと多めだったものの、後半では「オール・バウト・ザ・マネー」、それに待ってましたの「クレイジー」と日本での大ヒット曲ももちろん歌唱。因みに女性ファンが多めで、男性は少なめだったかな。

アコースティックセットは彼女の歌声のよさを際立たせていて、いいショーだったと思います。


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