フィービー・ブリジャーズ@代官山UNIT

2019年2月21日(木)

代官山UNITで、フィービー・ブリジャーズ。

2017年の年間1位に彼女のアルバムを選ぶくらい大好きになったLA出身のSSW。男性ふたり(ギターとドラム)と共に、彼女はギターを弾きながら。全編アコースティックで静かに優しくしっとりと。

アコースティックだからこそ沁み入ってくる透き通っていて温かみもある歌声。普遍的なメロディも尚更際立ち、70年代に彼女がタイムスリップして歌っててもきっと人気を博したことだろうなと考えてみたり(例えばPPMなんかと同じステージに立って歌ってるのもイメージできなくないというか…)。髪の色と歌ってるときの凛とした雰囲気が相まって一瞬ジョニ・ミッチェルを思い浮かべたりも。なのにチューニングしてるときとかの笑顔が死ぬほど可愛くて、ハート射抜かれました完全に。

本編最後の「Motion Sickness」。アルバムではロック傾向の音アレンジだったあの曲もしっとりと歌われたんだが、そこで彼女は声を長ーく伸ばして歌って、それが僕的ハイライト。なんかもう幸福感でいっぱいになっちゃった。

あと、背景に『Stranger in the Alps』のジャケのあの絵が大きくあって、もちろん犬も描かれてるんだけどあのお化けみたいな人が初めはそこに描かれてなくて、なんでだろ?って思ってたら、何かの曲の途中で突然それが浮き上がって「おおおおおっ!」ってなった……ってことも報告しておきます。


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