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「梅津和時 冬のぶりぶり2021 キャバレー大忘年会!”Winter Of Soul”!」@新宿ピットイン

2021年12月23日(金)

新宿ピットインで「梅津和時 冬のぶりぶり2021  キャバレー大忘年会!”Winter Of Soul”!」。

バンドは、梅津和時(Sax)、仙波清彦(Ds)、久米大作(P,Key)、白井良明(G)、高橋香織(Vln)、多田葉子(Sax)、渡辺隆雄(Tp)、バカボン鈴木(B)、かわいしのぶ(B)、濱田遼太朗(Per)、Mutsumi(DJとダンス)、Snatch(ダンス)。ゲストヴォーカルが、佳館杏ノ助 from萬月邸、衣美 ex.ズクナシ/EMILAND、金子マリ、タイロン橋本。

このようなそうそうたる顔ぶれによる、賑やかなソウルレビュー。バカボンさんと梅津さんによるブルースブラザーズに始まり、マイケル・ジャクソン、スティーヴィー・ワンダー、マーヴィン・ゲイらのソウルミュージックの名曲がバンドの豊かな演奏とゲストヴォーカルたちの個性ある歌唱で次々に。また両サイドのSnatchさんとMutsumiさんによるパワフル&セクシーなダンスに華がありまくりで、耳だけでなく目も大いに楽しませてくれた。いやもう、ぶりぶりに楽しかった!

”ジェンダーニュートラル男子ヴォーカリスト”佳館杏ノ助さんの独特の節回しによる「ロック・ウィズ・ユー」とか、タイロン橋本さんによるマーヴィン・ゲイ「アイ・ウォント・ユー」「ホワッツ・ゴーイン・オン」とか、元ズクナシ・現EMILANDの衣美さんによるマーサ&ヴァンデラスとか、ゲストヴォーカルのみなさんがそれぞれの個性で見せ場を作っていたけど、なかでもスペシャル感があったのがソー・バッド・レビュー「最後の本音」から始めた金子マリさん。そのマリさんの歌った松田聖子「スウィート・メモリーズ」がソウルフルなアレンジが施されていて心に沁みまくった。現在、アルバムのレコーディング中だそうで、そこからの初披露曲もいい感じ。新作、期待できそうです。

今年はいろいろあったし、辛いムードがずっと覆ってもいたけど、それでもこうして元気で楽しくクリスマス~年の瀬が迎えられた。最後の梅津さんの、曲に乗せた言葉がそのことを伝えていて、そこでまたグッときてしまった。いいクリスマス。ハッピー・ソウル・クリスマス。こうして音楽に救われ、2021年がもうすぐ終わる。

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