木村充揮@江古田BUDDY

2019年8月31日(土)

江古田BUDDYで、木村充揮。「Respect 木村充揮 3DAYS」の中日で、当初はピーズのはるとの2マン予定だったのだが、はるが食道癌になって活動休止のため、木村さんのワンマンに。題して「木村さん!はるさんの分までおもいっきりワンマンショー」。開演前には以前BUDDYで木村さんとはるがやったときの映像を流してて、そのなかではるは「オレ、今日は憂歌団、明日はクールスと一緒にやるんですよ。19歳のオレに教えてやりたい」とか言ってて、あー、また絶対帰ってきて木村さんと共演してほしいなと思ったのだった。

休憩挿んで約2時間半。1部は煙草くゆらせお酒おかわりして、しょーもないダジャレの積み重ね。歌ってる時間よりくつろいでる時間のほうが長いっていうね(笑)。昨夜の前半はいつにも増してこのダラダラ時間が長かったんじゃないか。「はよ歌って~」の声がかかればかかるほど、歌わない。けど、それだけに、歌ってくれたときのありがたみ。そんな芸風(?)もさらなる領域に突入してる感。

2部はクロマティックハーモニカ奏者の皆川和義を迎えてふたりで。皆川さんにわけわからんダジャレでからみ、無茶ぶりし、このあほんだら!と言葉を投げながらも可愛がってる感じが滲み出る木村さん。皆川さんのハーモニカの音は実にこう胸に響くもので、わけても「嘘は罪」で鳴るそれにはうっとりさせられた。木村さんの歌も終わりに近づくに連れて迫力が増し、やはりある程度お酒がはいってから調子が出てくるひとだよなぁと。「ザ・エン歌」「10ドルの恋」「ケサラ」あたりにとりわけグッときた。

ところで、昨夜は前のほうが女性客ばかりだったな。女性人気があがってきたのか、それともはる好きの方々なのか…。

終演後は江古田をふらり。かつて住んでたこの町だけど、お店はさすがにまったく様変わりしてる(そりゃそうだ)。唐苑という中華料理屋さんで真っ黒な酢豚と麻婆豆腐とウーロンハイ。よき夜。

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