リッキー・リー・ジョーンズ@Bunkamuraオーチャードホール

2019年5月17日(金)

Bunkamura オーチャードホールでリッキー・リー・ジョーンズ。

思ってた以上に初期曲多数。40周年をしっかり意識し、そこに日本のファンへの感謝の念も込めていたのでしょう。実際、終わりの大きな拍手を全身で浴びるように手を広げた彼女は本当に嬉しそうだった。

新作『Kicks』からの曲ではバッド・カンパニーの「Bad Company」がやはり印象的。なぜこれをカヴァーしたかは先日のインタビューで訊いたので、Mikikiの完全版公開を待っててくださいまし。

それにしてもジョーンズさん。今が最盛期じゃないかと思えるくらいに声の出がよくて歌唱表現のまあ豊かなこと。加齢で否が応でもドスのきいた声になってく女性歌手は多いが、甘えたようなかわいらしい声もまるっきり健在。声の質感を保たせる秘訣ってなんなんですかね。インタビューで訊けばよかった。

自分的にはギター弾いての曲以上にピアノ曲がよかった。それとマイク・ディロンとの息の合い方ね。すごいな、あの人は。なるほど現在の彼女の表現に必要不可欠。いい人と巡り会いましたね、ジョーンズさん。


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