「HOBO CONNECTION 2019」@代々木・Zher the ZOO

2019年5月15日(水)

代々木・Zher the ZOOで、リクオがオーガナイズするコラボ・イベント「HOBO CONNECTION 2019」。ゲストはピーズのハルと真心のYO-KING。

リクオ with HOBO HOUSE BANDと共にハルが歌ったのは、サイナラ~ブラボー~異国の扉~生きのばし~ノロマー。落ち着きのなさが華にもなってる奇妙な小動物のようなハルの限度なしの自由さよ。今回も彼は実に楽しそうだった。続いて登場のYO-KINGは、(高田渡の)自転車に乗って~マイ・バック・ページ~人間はもう終わりだ~空に舞い上がれ~カントリーボーイ、など。ディランの日本語カヴァー「マイ・バック・ページ」は、リクオさんも言ってたように以前より(自分も)歳とった分だけ今聴いたらグッときた。「あの頃の僕より今のほうがずっと若いさ」って、うん、僕もだ。ハルとYO-KINGは合間合間で子供のようにふざけあい。わかりあってる大人子供たちっていいね。そしてハルとYO-KINGとリクオの横並びはとても絵になっていた。

そのように賑やかで楽しさいっぱいのライブであったが、そんななかで最も揺さぶられたのはアンコール、リクオがミチロウさんとの思い出話をしたあとひとり弾き語りで歌った「JUST LIKE A BOY」。思いのこもった歌とピアノ。自分を含め、泣いていた人も何人か。

最後は全員揃ってRCの「ドカドカうるさいR&Rバンド」、からのリクオ「永遠のロックンロール」。ロックンロール愛に突き動かされて生きている大人子供たちの素晴らしき音楽宴でありました。


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