T字路s@渋谷クラブクアトロ
2021年11月20日(土)
渋谷クラブクアトロで、T字路s。(*少し時間が経ってしまったし、ツアーは続いているので何を歌ったかは書けないけど、さくっと感想だけ)。
ダブルサイダー・ツアーの東京公演。ダブルサイダー、つまり両A面のことで、1部がカヴァー、2部がオリジナルという構成。カヴァーを聴いてるときは「やっぱT字路sはカヴァーがいいんだよな」と感じ、オリジナルを聴いてるときは「やっぱT字路sはオリジナル曲がいいんだよな」と。それぞれにT字路sのよさが出まくっていた。
初披露のカヴァーのなかには「おおっ!」となる曲もあって昂った。「これはぴったり」と思える曲のみならず、一見似合わなそうに思える曲であっても、妙子さんが歌えば、それは妙子さんの歌になる。妙子さんの暮らしのなかの思いが歌に乗るからだ。
T字路sの歌は、年の瀬が迫ったこの時期に合う。そしてクラブクアトロは、最早ふたりにとってのホーム感がある。
ひとつだけ。静かにじっと聴いてても「ああ、いいな」と思えるライブ……ではあったけど、でもやっぱり観客の声がとんで、それに応えながら進んでいくのがT字路sのライブのよさであったことを我々は知っているので、早くまたビール飲みながら自由に声援送ったり「いえー」とか声出したり一緒に歌ったりしながら観れるときが来るといいな、とは思った(例えば下に貼ったライブのように)。早くまたそんな日が来ますように。
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