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『ザ・スーサイドスクワッド ”極”悪党、集結』

2021年9月17日(金)

新宿ピカデリーで、そろそろ終わりそうな『ザ・スーサイドスクワッド ”極”悪党、集結』。

デヴィッド・エアーが手掛けて2016年に公開された『スーサイド・スクワッド』は多くのファンに酷評されたけど、「ザ・」のついた今作は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガンが脚本と監督を担当したリブート。で、結果、ハチャメチャにぶっとんだ痛快作に。グロくて酷くて、その最低加減が度を越してるが故の超最高っていう。もう、ジェームズ・ガンのやりたい放題。一切の遠慮なし。なんでもあり。クビからの一発大逆転。MCUだったら絶対できないかったであろう無茶苦茶なことがやれてるのは、これ以上落ちることを恐れなくなったDC故の自由さなんだろう。

とにかくジェームズ・ガンが自身の作家性を炸裂させてることの大勝利。テンポのいいポップミュージックの使い方もさすが。観ていてどのキャラもダメさが結果愛しくなるんだけど、自分的にはポルカドットマンの哀しさがとりわけ印象的だったかな。あと、ラットキャッチャー2がハーレイ・クインとは対照的な可愛さで、ダニエラ・メルキオールさんのファンになりました。


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