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フィービー・ブリジャーズ@Zepp DiverCity TOKYO

2023年2月21日(火)

ちょうど4年前の初来日公演は代官山UNITだったが、今回はおよそ4倍のキャパとなるゼップダイバーシティ(満杯)。ハコの大きさだけでなく、あらゆる面でスケールアップしていた。

バンドは(演奏の上手い下手とは別の意味で)よかったし、音響もよかったし、背後に浮かぶ「飛び出す絵本」みたいな映像演出も非常に効果的。何よりフィービーのこの4年の進化がはっきり表れたライブだったと言える。

静かなトーンの曲が多いが、「怒り」だったり「間違いに対して自分は何をどう言うか」だったりが繊細さとダイナミックさの絶妙な塩梅で表現されており、フィービーの信念と言うべきものが強く深く伝わってきて何度もグッときた。圧巻はやはり「I Know The End」の爆発力と叫び。コーチェラ配信とかでも見てたとはいえ、ナマでのアレの凄さには震えがきた。

とはいえ終始張りつめた空気感というわけでもなく、長いツアーの最終公演とあって開放感もあり。メンバーの誕生日を祝ったりと、楽しそうなフィービーも印象的だった。終演後はパーっと打ち上げしたのかな?

↓フィービーの考えがよくわかる最近の素晴らしいインタビュー記事


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