トム・オデール@渋谷ストリームホール
2019年3月14日(木)
渋谷ストリームホールで、トム・オデール。
フジのレッドマーキーで観て感動して以来、6年ぶりのトム・オデール。この日をどれだけ楽しみに待ったことか。
渋谷ストリームホールは、初めて行く会場だった。公演案内の看板などは一切出てなくて、ビル内にホールまでの行き方の案内もなく、なかなかに不親切さを感じたが、200人程度のこじんまりとした会場で英国ではスターである彼のライブを観ることができるというのは貴重であるゆえ、なかに入ってからはドキドキしながら開演を待った。しかもこの公演、バンド編成ではなく、トムのピアノソロ公演なのだ。
音響はなかなかいいハコだった。トムはピアノのミスタッチがちょいちょいあったものの、歌唱っぷりはそれはもう本当に素晴らしくて心に沁みた。1曲1曲のヴォーカルの説得力が凄かった。歌に包まれた。昨年のアルバム曲だけでなく、初期の曲も歌ってくれて、それがまたグッときた。
しかし、ライブは約1時間(全12曲)で終了し、アンコールもなかった。みんなあんなにアンコール求めて拍手し続けたのに‥‥。
途中、初披露の新曲を2曲歌ったりもして、それは本来嬉しいことであるはずだけど、全12曲のうち新曲が2曲ということはつまりこれまでのアルバム3枚のなかから10曲しか歌ってくれなかったということであり、正直に言うなら新曲よりもほかに聴きたい曲がたくさんあった。
歌は素晴らしかったが、ハッキリ言って不完全燃焼である。早いうちにバンドでフルショーをやりに戻ってきてくれることを期待したい。
↑これを歌ってくれたのは嬉しかった!
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