ザ・マミィ第3回単独公演『Dusty』、感想。

2022年4月9日(土)

草月ホールで、ザ・マミィ第3回単独公演『Dusty』。

いやぁ、よかった。(林田くんの)狂気と(酒井くんの)哀愁が綱引きしてるようなそれに、笑って、そして最後は切なさのあまりに涙が出た。酒井くんの切なさ表現はピカイチですね。たまらない。演技が天才的に上手いし。それを引き出す林田くんの才能もすごい。

因みにコント・ライブを観ること自体、自分はこれが人生初だったんだが。当たり前だけど、テレビでコント見るのとはまったく違う。ライブとはそもそもそういうものだが、参加してるという感覚が大きく、自分を含んだ観客の反応によってその回だけのグルーヴみたいなものも生まれたりする。

単独ならではの演出・工夫もいろいろあって、例えばオープニングとエンディングにかっこいいふたりのMVみたいな映像が流れたり。ネタとネタの合間に格闘技のラウンドガールみたいな女性2人がボードを掲げて次に繋げたり。ネタ以外の時間の音楽の使い方もセンスよく、ゆらゆら帝国が流れたり。エンディングでは酒井くんがラップした曲も(田我流の「ゆれる」みたいな味わいがあってよかった!)。

我が人生初のコント・ライブ体験が、ザ・マミィでよかった。単独コント・ライブ自体にハマりそうだ。今度は空気階段とかも観に行きたい。

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