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VTuberのプロダクション所属について考える - 虹河ラキを題材として

コロナ禍で旅にも出れず、特に書くこともないうちに前記事から1年半経ちました。まあそれはともかく

書いたことがあるか忘れましたが、私は可愛いもの(キャラ)が好きです。そういえば東海道日記の時にくわな いなさんのこと書きましたね。

そんなわけで藤真拓哉先生をTwitterでフォローしており、先生が生み出されたキャラである虹河ラキ(以下ラキぴょこ)がVTuberとして活動を始めた時(2018年2月23日)にすぐにチャンネル登録しました。正確に言うとVTuberなるもの(YouTuber含む)の動画を見るのは初めてだったのですがそのキャラクターに即魅了されました。

ラキぴょこはおそらくVTuberとしては少し特殊で企業系VTuber(そもそも山佐スロワールドの公式サポーターとして創造された)です。というか私はラキぴょこおよびラキぴょこに近いVTuberのことしか知らないのでVTuberの分類についてはよくわかりません。

「企業系」と書いたのは、「宣伝効果なかったら打ち切りね」と1回目から言われていたからで、それでもそのキャラクターから人気が出て活動は続きました。しかしコロナ禍により山佐自体の業績が悪化したためか2020年11月19日を惜しまれつつも引退することになりました。
ちなみにこの卒業配信は、まあもう1年前だしネタバレしていいですよね、ラキぴょこの中の人(八木侑紀さん)が明かされるというVTuberの前例に(多分)ないものとなりました。

というわけでラキぴょこは引退したわけですが、円満引退なこともあり、ぴょこ民(ラキぴょこファンの公式名称)は今年(2021年)のラキぴょこの誕生日(8月3日=山佐の日)を祝う気まんまんでした。そんなところに……

復活しました(笑)
もちろん私を含めて全ぴょこ民は「待ってたぜェ!!この瞬間をよぉ!!」なわけで大歓喜です。引退以来ツイートしなくなっちゃった人も戻ってきました。

それから2か月ほど、ちょいちょいツイートはあったのですが本日2021年10月5日にMIKUKANへの所属と活動再開(でいいんすよね?)が発表されました。

さて、というわけでようやく助走が終わって、いやまあ記事書こうとした動機ではあるんですけど別にいっかなーという気もするわけですが、上記のツイートを見て初めに感じたのは「プロダクション所属になるのかー」ということで、その後すぐに「なるほどこれはおもしろいな」と思いました。

「おもしろい」と思ったのは、「そもそもVTuber活動をするにあたってプロダクションに所属するメリットとは何なのか」ということです。先に書いたように私はラキぴょこという企業系VTuberおよびその周り(結果としてパチスロメーカーのVTuberが多い)しか知らず、「むしろそういうのは特殊ケースで多くのVTuberは個人が頑張ってる」ことは後々わかってきました。
個人が頑張る場合に何が問題なのかというと、そう、活動費ですね。それがプロダクションという活動を支援してくれる組織があれば「VTuberを続けたいのだけど資金が……」ということで「引退を余儀なくされる」ことも少なくなるのではないかなと思いました(それ以外の理由で引退されるVTuberも多いようですが)

そしてより本題、というか当初思ったこととしては、このような「芸を生業とする個人が集まることで芸能集団が形成される」というおそらく中世(日本のなのでつまり室町時代辺りということです)に起きていたようなことが現在リアルタイムで行われているのではないか?ということです。ここら辺の成立史的なことを研究するとおもしろいなと思いました(もうされてる?)
まあ改めて考えてみると「自発的に形成された同業者集団」というよりは、ホロライブとかはかなり初期からあったわけですし「現代の芸能プロダクションのVTuber版」という側面も大きいなとは思うわけですが、それはそれで「リアルにおける組織と同じものが(一応)バーチャルな世界でも形成される」という点で興味深いものではあります。

ま、私の御託はこれぐらいにして

おそらく完全引退したVTuberが活動を再開するのは初(訂正:前例はいるみたいです)。「一度引退したけど活動を再開した」モデルケースとしても大注目のラキぴょこをあなたもフォローしよう。俺なんかフォローしなくていいから。

ていうか単純に可愛い。こんな可愛いのにYouTubeチャンネル登録5万弱、Twitterフォロワー2.8万人(いずれも2021年10月5日現在)な意味がわからん。さあ早速フォロー&チャンネル登録だ。そしてともに叫ぼう、

きらっきー☆ヾ(o'▽'o)ゝ


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