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原神コンサート感想文。ちなコンサート初めて行った。

こんにちは。今日は原神コンサートの感想文を書いていきます。
私はコンサートも生演奏もあまり聞いたことがないので、初心者目線での感想ということで是非お楽しみください。
この記事では「原神 Symphony公式」X(旧Twitter)さんの画像をいくつか使わせて頂いております。この場を借りて感謝申し上げます。


これは高級弾いてみたなのではないかと。一期一会の演奏がそこにある。

これどういうことかっていうと、本物の楽器で本物の人間が演奏してることに価値があると思うんですよ。
こいつはすごいことですよ。
楽器ごとに収録して曲作ったりする時代に、全員で同時に演奏して奏でちゃう。そんなことあるか?令和で?
演劇と同じで、演者が楽器使って演奏してるんですよ。これはすごいヒューマンパワーですよ。
人間が演奏してるから、「えっこれを人間がっ!?出来らぁ!」って部分もあるわけです。
そして、「ここはあの楽器がキャリーするシーンだが、イケるのか?ミスらんのか?」というドキドキと、成功したときの一体感。そういった点で非常に楽しめるな~と思いました。
んで音楽がクオリティがほぼ原曲そのままのように感じられました。
唯一、普段聞いてる音と違う点と致しましては、とにかく音の広がりといいますか「あ~、もしかして音って空気を伝わってるんじゃね?」っていうアイディアが浮かぶくらい音に包まれるような感覚がありました。
「もしかして音って空気を伝わってるのではないか?」これ伏線なんでまた後ほど出てきます。

スピーカーと音量バランス。それぞれの楽器が原曲のように聞こえた。

どうやら、マイクを使ってスピーカーを通してる楽器がいくつかあったようです。
オーケストラでマイクとかスピーカー使うんか?生音が全てじゃないのか~って思ったんですけどこれにはワケがあるようです。
有識者に聞くと、普段オーケストラで使われないような楽器は音量が足りないのでこのような措置になっているのではないか?とのことです。
さて、それを踏まえて気づいたのは、とにかく音量バランスの調整がヤベェってことです。
マイクを通すってことはデジタル的に大きくしたり小さくしたりできるはずですが、な ぜ かドンピシャの音量に感じました。違和感ゼロ。大きすぎず、小さすぎない。主張する場面では主張。
とにかく、音作りといいますか、下準備といいますか、この為にすごい準備してきたんだな~って思いました。

全員メンタルおばけ。普段どういうトレーニングを皆さん積まれてるのかが私気になります。

ミスったらやべーシチュエーションで、ミスらない。これは凄いことです。
ソロパート的なところでプレッシャーに負けずに演奏しきるその精神力は一体どこにあるのでしょうか?
これが分からない。
特に笛の人。
笛の画像がこちら。11本くらいありそうです。これ一人で演奏していらっしゃいました。

多すぎないか?
この演奏者はかなり多くのソロパートを担当していました。オーケストラで普段使われるような笛ではなく、こういった民族的な笛はこの人のみだったのでまじでキャリー状態でした。
それにしても数が多すぎます。笛のことは良くわかりませんが、それぞれの楽器でテクニックが違うのにどんだけ一人で演奏するんだって私は心配になりました。

ヴァイオリンは滑らかに聞こえた。おそらくホールが広いからリバーブが聞いてるんじゃねえかなと

音速の話です。
ヴァイオリンが異常に滑らかに聞こえました。ちょっと自分の語彙力では説明出来ないですこれは。でも多分秒速340m/sくらいあるんじゃないかな?
ヴァイオリンは多分マイク通してなかったと思うので、ヴァイオリンの生の音がそのままホールを反響してるからリバーブがすごいんじゃないかな~と思いました。
もしマイクとか通してたらすみません。でも詳しい人に聞くとオーケストラで使うような楽器はマイク使わないらしいんで多分使ってないと思います。
んでまさにこの音の反響がヤバくて、空気に音混ぜられてる感じがしました。肉に味付いてる感じと一緒です。オリーブオイルににんにくの風味。パスタにうすい塩味。
これがね~唯一無二のコンサートホール感なんだな~って思いました。
もしなんか的外れなこと言ってたら「素人がなんか言ってらぁw」って思ってください。

カメラのスイッチャーで、全ての曲で、「今この楽器が弾いてますよ~」って感じでモニターに全部映してほしい。

ここからちょっと流れを変えます。
私はコンサートを演者が楽器を使った一期一会のエンターテイメントだと捉えました。
んでエンターテイメイントなんで、モニターのスイッチングを全部の曲でやっていただけたらもっと楽しめたんじゃないかと思います。これは間違いない。
いくつかの曲はそのシステムが採用されていてモニターを見るだけで楽しめました。
「現実がそこにあるのになぜモニターを?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
これはねー、モニターを見なくてはならないほど席が遠いんで、モニターを見て"一体感"を簡単に感じるのが手っ取り早いんですわ。
ある程度慣れた方でしたら、注目すべき楽器が一瞬で分かるので望遠鏡とか使えばもっと楽しめるかもしれません。でもうち素人やし・・・。

舞台のライトが顔面にあたって眩しい曲がいくつかあった。こちとら演者見て楽しもうと思ってたんですがここは残念ポイントか。

100万回言いますけど、これ絶対エンターテイメントだと思うんですよ。
音楽を五感で楽しめるエンタメですよ。
でもなんか、目に思いっきりライトが当たる曲がいくつかあったっていうこれね。
曲によってはライトをブンブン振り回して演出してたんですね。これが客席にぶち当たってたって感じです。
まあこれに関しては解決方法はEZです。いくつか提案するので好きなやつを選んでください。
1.そもそもライトを観客席に当てない。
 これは最も簡単な解決方法です。
 ライトをブンブン回していいけど、壁とか天井だけにすればいいんです。
2.すごいプログラミングで、”このライトがこの角度になった場合、ライトがOFFになる"というシステムを組む。
 まあこれがいいじゃねと思います。
 私はイベント設営や演出関係や撮影関係を長年やったことはないのでアレですが、多分ライトの土台に角度センサーとか付いてないと思うんで多分無理ですよねこれね。

まとめ

とても良かったです。★★★★★ (5.0/5.0)
すごい一体感を感じる。今までにない何か。
これに尽きます。
本物の人間が本物の楽器をリアルタイムで演奏。そして本物の空気の揺れ。
令和の時代、パソコンやスマホを使えば簡単に見たり聞いたり出来るけど、そこにあるのはマジの物理演算。
これに価値を感じるかどうかは人それぞれだと思うけど、
人間の可能性と本物の物理演算を楽しみたい人にオススメです。


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