FX相場分析(2023/3/4)
🦉 先週の振り返り
先週は月末月初の相場ということで全体的に大荒れな相場となりました。
前半は思惑通りのユーロ高。
どちらかというと債券利回りの下支えでした。
ユーロ・フラン/ユーロ・オージーは両方とも100pipsの獲得はできましたが、週後半の伸びがイマイチで撤退しました。
週後半は米債券金利が下落したということもあり、低金利通貨が買われました。スイスフランや豪ドルが買われたことにより、含み益が大幅に減ってしまいました。
🔥来週以降の狙い目
来週以降の相場ですが、ドルストレートの通貨はアツそうな予感がします。
金利が大幅に下がったこともあり、ドル高の調整に期待できそう。NY市場クローズ前にゴールドの買いとドル円のショートを持ち越し。
ドル高の調整が一時的なものなら来週は深追い厳禁。
米国債10年利回りに振り回される1週間になりそう。
✅ゴールド(金)
🦉 確認ポイント
👉 上昇トレンド形成中
👉 エリオット波動第3波形成中
エリオット波動第3波の目標地点をゴールとするなら、上値の伸び代はそれほど。残った伸び代(5ドル程度)を綺麗に取りたい。
🦉 エントリーの狙い目
👉 成行買い
👉 1850での押し目買い(1850割れで撤退)
🦉 ターゲットレンジ
👉 利確ライン:1861
✅USDJPY(ドル円)
🦉 確認ポイント
👉 ドル円ロングのポジションの偏り👀
👉 インジケータの下落サイン
ヒロセ通商でのポジションの傾きを確認。赤が買いポジションの割合になるが、米債券利回り低下によるドル円下落も、下がった割にドル円ロングが減ってない。来週はドル円ロングのロスカットを狙いたい。
ドルと円の金利の乖離からドル円上昇は追い風を受けていたが、2022年11月以降は米国債の金利チャートとドル円チャートの乖離が目立つのも注意が必要。最近のドル円にとって米国債券の金利上昇はそこまで重要じゃないのかもしれない。
🦉 エントリーの狙い目
👉 135.2~136なら成行売り(136以上まで戻れば諦め)
👉 134円前半まで落ちれば逆にロングを狙いたい
🦉 ターゲットレンジ
👉 利確ライン①:135.2
👉 利確ライン②:134円前半
🔥 激アツポイント
チャート形状的にも心理的節目を考えるにも、ドル円135円の前半はロスカットが多発しそうなゾーンとなりそう。
135.2円を割り込むようならショートの利益を大きく伸ばすことを考えていきたい。ドル円の下落が大きく加速し、134円を割り込めば激アツ展開となりそうだ。
特に最近は日本国内で円安からのFXブームが来てるので、初心者の脳死ドル円ロングポジションは狩られる動きが出ると思ってる。
ただし134円を割り込めば、132円にかけて押し目買いが強くなりそうなので「深追い」は禁物。
✅注目材料ニュース
特になし
🔥要注意ポイント
次週、重要視される経済指標やイベントがあるので注意が必要。
特に週後半は日銀金融政策・米雇用統計とビッグイベントが控えている。
3/10(金)は特に荒れそうなので、無理せず取引しない選択も考える。
週前半に狙うべき利益をとって週後半はチャートを眺めてるくらいがちょうどいいかもしれない。
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