NY.Fats Tuesdayのレスポールライブの想い出

私は小学5年生でブルーベックのTake5を聞いた時にジャズに衝撃を受け手からのフアンですが、今まで、日本やParis,シカゴ、NYのさまざまなライブ、特に印象に残ったNYのFats Tuedayでのレスポール本人の実演は、音大の授業のようでした、自分が発明したコードに更に、和音を重ねる録音を同時に自分のギターで多重録音を発明したからです。それを順に実演する、レスポールがそこにいました。

➡このときは偶然に、私のアートスクール時代に社会人クラスの男女の人達と、NYマンハッタンのクリスマスが近い冬に、べニーグッドマン物語の撮影に使われたとてもクールな屋上にガラス張りのペントハウスのレストランでみんなで雪の降る、映画のシーンのようなマンハッタンの夜景で写生をした。このホテルは国

連ビルのそばにあるクールな、5Thアヴェニューのアッパーイーストにある、アール・デコで有名な記念的建築物の、ビークマン・プレースホテルの最上階スイートルームを借りて、写生ツアーを行った。当時の日本は細川政権でバブル期でNYのビルを日本企業が醜く買い漁ってい時期でした。

NYで記録的な大雪のときでした。歩いてNYをウロウロとしている時に、なぜか左のJazzのライブのポスターが眼に止まりました。なんとそこには「レ

スポールライブ!」と描いてあるではありませんか?しかし、ギブソンのギターのモデルになるほど伝説の50年代活躍した、奥さんとのヂュエットのギタリストなのでもうとっくにトランプじゃないけど、フェイクかと?も思いましたが、しげしげ

とその50年代風有な、渋いアメリカンな昔のタイプフェースの、グリーン系の縦長ポスターをシビアにみてゆくと、バークレー音楽院の教授陣のサポートと書いてあるので、本物だと思いこれはみなければ行けないと思い夜に音売れたのです。そしてその伝説のギターのレジェンドが、すぐの眼の前にいたのです。
 
彼は自分のアコースティックギターを使って2重に、4重、8重に重ねてゆく多重録音のような音もその時に再現しました。それはまるで不思議なミキシングで、その時のリズム陣がドラム、ベース、ピアノを固めていたバークレー音楽院の打楽器科やピアノ科、弦楽器科の優秀な教授陣が脇を固めてサポートしていました。

無論そのときは、レスポールのパートナーの奥さんはこの世にはいませんでしたが、まるで音楽大学の授業を受講しているように、わかりやすく実演してくれました。

▶ 後日、レスポールの83歳のカーネギーホールでの、バースデーコンサートのDVDを見たら、まずR&BのBBキングが駆けつけ、ウエスタンのチエット・アトキンス、ロックはヴァン・ヘイレンでした。まったく異なる分野のギタリストが駆けつけて、ギターを共演するという素晴らしい日本ではみたことのない素晴らしい粋な企画でした。とてもいいDVDです。
 
■今回また、今私が指導している建築系を目指す高校生たちとは直接に関係ありませんが、同じ高校生がやはり、自分が愛する分野で、全力投球している同世代がいますね、分野はちがうけど、そういう芸術表現を目指す若者は世界中にいます。
 
➡ レンジシャーベット 高校生スイングバンド
https://www.youtube.com/watch?v=VYfWFOjwArg
https://www.youtube.com/watch?v=oulYPPbRr059 / 6:14
➡私が NYでレスポ-ルライブを見た日:
Les Paul Fat Tuesday's
https://www.youtube.com/watch?v=e_XkD_uJu5k
https://www.mixcloud.com/dubwisegaragecollection/the-les-paul-trio-nyc-ny-us-fat-tuesdays-monday-7-october-1985-rare-live-les-paul/

■1980年代半ばから90年代まで、ニューヨークのファット・チューズデイというクラブでトリオを率いて毎週演奏した。この時に、たまたま、NYの街角を歩いていてこの、ファツ・チュウーズデイというクラブのそばを歩いていたら、『なんと、レスポールという字が眼に入って、あれ、もう、レスポールは死んでるのではないかと思い、しげしげとその看板を調べたのだ、もちろん、バッチリ決めて行ったのさあ…!
すごかったね、まるでバークレー音大の授業みたいだった….和音や、そのほか、コードをその場で自分のギターで重ねてゆくオクターブ奏法の発明を、教えてくれた。無論、周りを固めるのはバークリーの音大のドラム、ベース、ピアノだから何も問題はない…そこには本当にジャズを愛しそれを自分が得意とする、ギターで演奏する光り輝くアーテイストがいた。
 
■ 2005年、6月9日に90歳を迎えたレスポールを祝して、レス・ポール&フレンズ名義のアルバム『レス・ポール・トリビュート』が作成される。参加メンバーは、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジョー・ペリー、ビリー・ギボンズ、ピーター・フランプトン、スティーヴ・ルカサー、キース・リチャーズ、スティング、リッチー・サンボラ、リック・デリンジャー等々が駆けつけた。
 
2007年、レスポールの経歴を描くドキュメンタリー映画「レス・ポールの伝説」が2007年7月11日に公開される。(米) (日本での公開は、2008年8月23日)
 
 
⬇ 下記のメールは、私の多摩美術大学のグラフィック・デザイン科からの親友で、NYのArt Directors Clubの グラフィックデザイン部門、LPデザインでJazzのハービーハンコックで金賞を2度受賞した(素晴らしいデザインで16版を重ねた、写真のソラリゼーション効果のファインアートで版画的作品/マンレイが発明)

プロセミナー仁張


元 SONYミュージックエンターテイメントデザイン室長
音楽プロヂューサー・クリエイテイブデイレクター・アードデイレクター・デザイナー(現在は美術家)

●メール、2通サンクスでした。
ギブソン・GUITAR「レスポール」は我々アマチュアのあこがれで、当時、多分最低価格が20~30万円位したと思います。
試し弾きをしに、昔よく、お茶の水の楽器店巡りをしました。
 
●しかし、高橋からレスポール氏の実演やギターコードの話が聞けるとは・・・ビックリです。
やっぱ高橋は知見が広いね。普通じゃないよ!
しかも、本人のPLAYを見たっていうのは、凄いことだよ!
「スイングジャーナル」等のジャズ雑誌なら飛びつく話だぜ!
●レスポールのドキュメンタリー映画、ぜひ見たいけど、アマゾンで捜すワ。 
●貴重な話、very very & veryサンクスでした、ありがとう!~仁張

➡ 追伸:
仁張はスティービーワンダーやジャズのハービーハンコック、映画俳優のアントニオ・バンデラス、国内は有名な様甘な歌手、アイドル、アイドルグループ、Tubeなどのさまざまなバンドを育て、SONYも元会長の大賀さんの信任が厚く、SONYのソフト路線戦略をにない音楽業界では有名でした。

 
高橋順一


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