早稲田建築AO入試は昨年より倍率が上がるみたいですね?

これは今年の高3生と中学3年生が突然、想定外のコロナにより部活はもとより、学校は休校で授業もテレワークに突如移行した....政府の文科省の閣僚の実にシュールな的外れのトンチンカンな答弁は、笑止千万というところだと受験生はみな感じている。

我が国は政党政治によるリーダーが各派閥からの推薦人を密室ですり合わせて選ぶのとお友達を選ぶらしい。しかし欧米先進国の大統領や首相はほとんどは長い間、政治畑でキャリアを重ね、閣僚は担当分野の経験者で専門家だ

からだ、任命責任があるからだ。ドイツのメルケル首相は物理学者でしかも博士号を持って政治経験も豊富な、社会主義のソ連に支配されていた旧東ドイツで育っている牧師の娘だ。それに引き換え我が国の政治家を見てほしい...実にシュールな茶番劇を毎日見ているように感じる。

私は受験生の指導をもう、かれこれ40年もしてきたので、どうしても受験生側の視点で見てしまう、

早稲田建築AO入試は、「人間生活の基礎を創る建築生活技術と建築芸術の総合」を学ぶとあります。統合ではなく総合ということです。建築工学と建築芸術の総合ということでしょうか? 建築工学家でも建築芸術家でもなくそれらを総合した総合科学芸術としての建築創造者なのでしょうか?

私は外部の人間でわかりません。40年にわたり美術・デザイン造形表現領域に携わり、自分もグラフィックデザイナーとして上場企業で働いた経験もあり、我が国のファインアートの領域で作品を制作して団体展、コンクール

展、あるいは個展、グループ展などに出品体験し、1977年のポンピドー建築のパリやアメリカのシカゴ、デザイン業界、広告、1977年のSOHOなどの勃興のファインアートの市場誕生を自身で見て来た後で、美大デザイン系受験を主とした指導を40年歩みました。


毎年、受験生の悩みを聞くと一番多いのが、

➡2次実技試験の 一番目には「鉛筆による空間ドローイング」と二番目には「自己PR資料に何を提出すればいいか全くわからない。」というのが圧倒的に多いですね、

そこで今回は「自己PR資料制作は人生のブループリントをデザインする」というテーマでお話させていただきますね、

早稲田建築AO入試は“人間生活の基礎を創る技術と芸術との総合を学ぶ”
という教育で構成されている。


➡ さて、こういう前提条件でAO入試が“鉛筆にデッサン/空間表現実技試験”という絵を描く試験と自己PR資料制作があるのは、芸術的感覚と空間に関しての基本的な素養を見たいからです。

■ 自己PR資料制作は人生の目標という長期のミッションが必要だからです。大抵の人は、自分がやっていることについて、なぜそれをやっているのか?じっくりと自問しないで生きてきているからです。

だから、本屋に並べてある就活や履歴書の書き方やAO入試関連のノウハウをそのまま「まね」をしても勝てないからです。芸術やデザイン、ビジネスは真似では勝てないのです。

まず、自分の人生の目標は何か?を自分自身に問いかけることからスタートすること。見えやエゴでも構わない、まずモチベーションが何か?それが本当にわからないと説得力がない希薄な文章になり、意図を順分に伝えることができません。また、美術における空間造形表現でもどの戦術が良いかも正しくアドバイスができません。

それは自己PR資料制作でもミッションが不明だときちんと統合された資格資料を制作することができません。つまり自分をどういうふうにコンテンツという章立てに俯瞰できないからです。書籍をつくる工程と同じ工程は必要とされるからです。

■ 2次の“鉛筆による空間ドローイングと作文試験”は君が、出題問題からどういう問題点を見つけて、それを自分が専攻したい建築というポジショニングから捉えて、どういうふうに美しい解決法を見出すアイデアを考え方出

す、デザイン思考プロセスを大学側の建築専門家集団が、アイデアを視覚的な形にできるデッサン力(アイデアドローイング・素描)と考えを言葉で明確に表現できる力と、それ以外に一般の学力試験ではわからない空間造型の

センスや美術領域での造形的才能、そして、建築という学者や作家は異なりますが、一人プロダクションでは不可能な、現実の空間に数多くの専門職人を束ね、一つの創造的なメッセージを持つ建築を創り上げるクリエイテイビテイと一つのプロジェクトをまとめ完成させるリーダーシップ力を、自己PR

資料制作と集団と個人面接でパフォーマンスを通じ、内面的な思考と自己内省対話力、リーダーシップ、それから一番重要な、「総合芸術家として建築工学と建築芸術」を通じ、人々を幸福にするという夢を、志望理由書と鉛筆ドローイング+作文と自己PR資料制作というブループリント(人生の設計図)をデザインし。最後に人々の人生を変える自分のミッションで

ある、夢を叶える覚悟と情熱や姿勢を一つに心に抱き、パフォーマンスを通じて正々堂々と建築の専門家の先生達へ自分の熱い想いを伝えることです。








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