私が思う早稲田建築総合選抜試験(旧AO入試・推薦入試)についての、戦略ダイアグラムとは?

今回は私の早稲田建築入試総合選抜試験(旧AO入試・推薦入試)の専門実技試験(空間ドローイング・空間想定デッサン)と自己PR資料の造形表現関連のコンテンツ制作(デッサン・絵画・デザイン・立体構成・建築模型)やプレゼンテーションなどで、どうしたら工学部建築という理系を受験する人に、

芸術分野で建築領域における芸術性の重要性を認識してもらい、短い期間で基礎的な美術の造形理論を学び、自分の心の中にある感覚や感情という主観的で個人的な世界観を空間造形という建築に結びつけ、世界で人々が住まう現実環境空間に唯一無二の立体創造物というクリエイテイブな創作者で芸術表現者として生きていくかを、

主に32年間は国内や海外の美術大学デザイン学科の受験生を指導して、その後13年は早稲田建築AO受験生を中心にサポートしてきました。

美大受験とは異なり表現する画力ではなく、2次試験の専門実技試験は、与えられた問題文の解釈を作文とアイデアを表現する想定デッサンですので、客観的描写力を基準とした模範解答という判定ではないので、簡単に言うと“アイデアという発想力でありイメージという心に浮かぶ抽象的イメージを言語と非言語情報(イメージと言う図画像などの視覚表現化)であり、意識経験と無意識的経験を知覚する世界観の表現と言えます。意識を認識する表象の心に浮かぶ図画像の表象システムでもあります。

思考の言語化から認識した世界観を非言語化した視覚表現へと変換した、意識の顕在化という表象システムに移行しているので、模範解答はなく受験している受験生すべての異なるアイデアが存在します。アイデアを簡単にマンガのような線描きではなく陰影と量感のある表現でと、早稲田

建築の芸術系教授の方たちは望んでいますが、私が美大を受験した頃の早稲田建築は石膏デッサンでした。これは短期速成が非常に難しいので、現在のようなアイデアを重視するという経緯があったのかもしれません。ものさしが異なるので受験制度での青田刈りのような、才能ある芸術性と理系という理数系の論理構築力の、構造的な美と、詩的な美というダビンチのような才能を大学入試制度で見つける方法論では難しいのかもしれません。

そのようなわけで、今回はすべてを言葉で伝えられないので、ダイアグラムという建築で言う青図面(ブループリント)で抽象的な情報を図式化してみました。



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