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ブランディング

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2019年5月の記事一覧

なぜ人口1万7000人の町が、全国から注目されるのか?情報発信の大切さについて

私が代表を務める地域商社「こゆ財団」がある宮崎県新富町は、人口1万7,000人。目ぼしい観光地があるわけではない、ごく普通の小さな町です。 ところが、月に一度開催している朝市には、町民の方はもちろん、県内外から500人ほどの方が集まります。地元の親子連れから、東京の大学生、ベンチャー企業の社員、メディア関係者、視察で訪れた地域づくりのリーダーまで。集まる方々も実に多様です。 視察研修の受け入れも、設立した2017年度が97人だったのに対し、2018年度は291人と、およそ

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地域ブランディングに覚悟はあるか?ミガキイチゴ岩佐大輝氏に学ぶ。

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地域ブランドー「らしさ」を重んじ、ミッションを体現しよう

地域にはない特徴や違いを売り物にしている銘柄(ブランド)の総称を、「地域ブランド」と呼びます。一般的に知られるようになったのは、地域経済の活性化を目的として2006年に商標法が改正され、ご当地グルメやご当地キャラがぞくぞくと生まれてからです。 ところが、どれだけの地域ブランドが本当の地域ブランドなのかを考えたとき、現在の状況は懐疑的に感じざるを得ません。 地域ブランドづくりという名の下に、金太郎飴的な企画やプロダクトが跋扈し、貴重な予算が消化されるだけになっている地域もあ

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パーソナルブランディング-選ばれる人材になるため必要な5要素

「ブランド」は、商品やサービスを識別する名前のことを指しますが、今ではそのものの固有の価値・信頼を示す言葉としても使われているのはご存じの通りです。 それを人に置き換え、その人にしかない価値・信頼を築く「パーソナルブランディング」がいま注目されています。個の時代といわれる今、選ばれる個、信頼される個となるにはどうすればいいのでしょうか。 ブランディングの3つの要ブランディングで大切なことは、連続性、継続性、そして一貫性です。 2011年、私は NPO法人ETIC.のプロ

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地域ブランディングーヒットするネーミング方法

皆さんは、商品やサービスの名前を、どんな基準で決めていますか? 名は体を表すといわれますが、まさしくネーミングとはコンセプトそのもの。一言でその商品やサービスの全てを表すものといっても過言ではありません。 ここでは、それほど重要なネーミングのつけ方とその考え方をお伝えします。 ネーミングはコンセプトそのもの 商品やサービスのネーミングを考える時、陥りやすいのがひとりよがりになることです。ネーミングの本質を理解せずに考えると、表面的な格好の良さや流行のワードを意識して何

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