意外性の正体
どこで聞いたのか思い出せないんだけれど、
意外性の定義でこんなコトを聞いた覚えがある。
意外性というのはただただ突拍子もないものではない。
予想させて裏切ることで生まれる。
この定義はしっくりくるので、どうやって予想させて、
裏切れるかということを考えてみる。
予想させるには?
予想するためには動き(慣性)が必要だと思う。
動いているものについてはそのまま動き続けるだろうという予想が働くはずだ(=慣性の法則)。
裏切るには?
慣性の行き先から違うところに変化すると、
法則から抜けるので「意外」ということになる。
マンガにすると?
この人、この方向に行くんだろうな、とか
こういう行動を起こしそうだな、という慣性を
いかに短く作り出せるかが重要なんじゃないか。
なぜ短くないといけないかと言うと、
頻繁に意外性を作らないと飽きてしまうから。
というわけで、どうやって慣性が作られているのかという観点で
マンガを研究してみようとおもう。
なんか結論が出たらいいなあ。
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