愛着障害

2023年3月13日月曜日
自分には全く無関係だと思っていた「愛着障害」という概念に昨年であった。精神科医の岡田先生が書いた書籍のタイトルである。
妻が買ったもので、すすめられて読んでみた。
ざっと読んでは見たが、あまりピンとこない。自分とは全く関係のない内容だと思った。妻が自分を見つめるためにたどり着いた本なので、妻に当てはまるような障害なんだろうと思い込んでいた。

なんだか気が進まない状態で読んだあと、しばらくして「あなたも自分を見つめてほしい」と言った。僕にも愛着の障害があるというのだ。まさかと思った。社会人になるまで両親が揃って生きており、兄弟そろって大学を卒業して、サラリーマンになり、結婚して子供を育てた。ごく普通に一般的に育って生きてきた。離婚も経験し、再婚もした。これから第2ではなく、第3の人生に望もうとしている。いやもう足を突っ込んでいる。でもなにかが足りない。そんな時に勧められた一冊の本で自分を見つめることができるのか。

人間が幸福に生きていくうえで、もっとも大切なものが、「安定した愛着」であるという。ただ読むのではなく、スプレッドシートに気になるところを入力しながら舐めるように読み進めていくと、なんと予想外のことが浮かび上がってきた。なんと僕自身が「愛着障害」を抱えていることが分かってきた。非常にショックを受けた。それもなんと回避性というなの愛着障害らしい。そんな馬鹿な。ここから岡田先生の本を読みまくることになった。図書館で「岡田尊司」なる著名検索で出てくる出てくる。20冊ほど借りて読んだが、読み切れない。次はメルカリにお世話になり、主要な書籍を購入、kindleで無料購読。なんと克服しなくてはならない大きな課題がこの年になって気が付かされてしまった。

明日は、愛着障害の克服。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?