回避性愛着障害

愛着が希薄な回避型愛着スタイルが広がっているという。社会適応に支障をきたすレベルになると、回避性愛着障害と呼ぶべき状態になってくるようだ。このことは、環境汚染や地球温暖化に劣らないくらい重要な問題だと岡田尊司先生は、指摘をしている。

書籍のおわりに愛着スタイル診断テストがあり、自分自身の愛着スタイルが分かるようになっている。この質問に答えて集計をすると「安定型」「不安型」「回避型」「恐れ・回避型」「未解決型」など、どの型なのかどの型とどの型の複合なのか数字の大きさで見分けられるようになっている。

そこで、この愛着スタイル診断テストをやってみた。結果は、すばらしく、安定型で不安も回避性もほとんど見られないと言う結果が出た。

良かったと安心しそうになりながら、待てよと考えた。本を読んでいくうちに僕自身は回避性愛着障害に該当する箇所がたくさんあり、回避性は間違いのない事実だと思えるのである。

何日がおかしいなと思いながら、もう一度診断テストを確認しながらやってみた。そこで思うに、僕の回答が良すぎて真実が現れていないことに気が付いた。そうすると、良い結果になるのは、僕自身が超回避性というか回避性の度合いが強すぎるので診断テストの回答にも悪くなることを回避していると思われる。診断テストにも出てこないほどの超回避性なんだと結論づけた。

ここからが僕自身を見つめるスタートラインなんだと思う。なぜ自分自身を見つめる必要があるのかを次に書いてみよう。

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