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ククブクの味見

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海外の料理本のことならククブクにお任せ! 優れたデザイン性があり、コンセプトにひとと風土と文化が見える海外の料理本「cookbook」を紹介するマガジン「ククブク」を、noteで…
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2018年10月の記事一覧

生地がまるかったり、生地が角だったりするのね

ブルックリン発祥のピッツェリアの初のcookbookブルックリンにある、ピッツェリアなのにハンバーガーも人気のお店「エミリー」。 このレストランの待望のcookbookが、つい先日発売になりました。 どんな内容のcookbookになっているのか、ニューヨークのフリーペーパー「amニューヨーク」のウェブサイトに掲載された記事から見ていきたいと思います。 *** 続きはぜひククブクのページでご覧ください!

たとえハートは壊れようとも

カナダの人気シェフのハートウォーミングなcookbook10月最初の金曜ランキングで、発売前にもかかわらず第2位に登場したマティー・マセソンのcookbook『Matty Matheson: A Cookbook』。 いずれ詳しくご紹介したいと思っていましたが、この本の内容について、10月5日付のピッツバーグ・ポスト・ガゼット紙が取り上げていたので、今日はこれを見ていきたいと思います。 *** 続きはぜひククブクのページでご覧ください!

ロサンゼルスにはcookbook専門書店が足りない

シェフとメイクアップアーティストの夫妻が開いた書店ククブクでは、これまでも世界のcookbook専門書店をたくさん紹介してきました。 でもまだご紹介していない書店はあるんですよねー。 今日はボナペティ誌に紹介されていた、ロサンゼルスのcookbookと雑貨のお店をご紹介したいと思います。 *** 続きはぜひククブクのページでご覧ください!

金曜日のcookbookランキング

#092 オーストラリアのデザインcookbook新たな料理本との偶然の出会いを楽しむ、金曜日のcookbookランキング。 10月最終週のランキングをお伝えします! いま、高知の山奥に来ています。 今回は撮影機材等が多く、自家用車で関東から2日間かけてきたのですが、その道中で美味しいものを見つけては摂取し、高速運転のためのエネルギーに変えていきました😄 新東名のNEOPASA岡崎で食べた、伊藤和四五郎商店さんの「八丁味噌親子丼」。 味噌味の親子丼、というのはとても

ナンドッグでミリオネア

ロンドンで人気のインド料理カフェがcookbookを製作中 ロンドンの夕刊紙、イヴニング・スタンダード紙に新刊cookbookの情報が載っていました。 特集されていたのは、ロンドンのほかマンチェスターやエジンバラなどイギリス国内に7店舗を展開するインド料理のカフェ「ディッシュルーム」。 ムンバイにある「イラニカフェ(イランからの移民たちが開いたカフェ)」をイメージして作られたコロニアルな店構えで、インド料理店が多いロンドンでもひときわ人気のあるカフェなんです。 どんなお

さわがしくってちょっとこわい幽霊たちの季節に

ティム・バートン映画のテーマレストランがcookbookを発売もうすぐハロウィーン。 ハロウィーンが近づくと観たくなる映画のひとつに、ティム・バートン監督の『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』がありますが(なんでハロウィーンなのにクリスマスなの?ってひとは、この映画、観てないですね😏)、今年はこの映画の公開から25周年の記念イヤーに当たるのだそうです。 ほんと、月日が経つのは早い。 今日ご紹介するのは、そんな『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』にまつわるcookbo

野菜ばっかり食べたくなるほどに

続報 アーロン・フランクリンのステーキcookbook以前に速報でお伝えしたテキサスのバーベキュー職人、アーロン・フランクリンの「ステーキ」のcookbook。 その続報がEaterオースティン版に掲載されていました。 どうやら表紙画像が公開されたようですね。 *** 続きはぜひククブクのページでご覧ください!

さらけ出せばちゃんと見てくれる

ジュリアとニックが語る料理本と多様性 その39月4日に新刊『Now & Again: Go-To Recipes, Inspired Menus + Endless Ideas for Reinventing Leftovers』を発売したジュリア・ターシェンと、10月2日に初のcookbook『Season: Big Flavors, Beautiful Food』を上梓したニック・シャーマ。 ともにサンフランシスコのクロニクル・ブックスからcookbookを出版し、同性

金曜日のcookbookランキング

#091 ちょっと背伸びから「ちょうど良い」へ新たな料理本との偶然の出会いを楽しむ、金曜日のcookbookランキング。 10月第3週のランキングをお伝えします! この時期、街はハロウィーンの準備の真っ只中といった感じですね。 昨日、浅草橋の問屋街に買い出しに行ったのですが、どこもジャックオランタンやゴースト、コウモリなどの飾り付け(商品も)でいっぱい。 そんななか、すごく美味しいマフィンのお店を見つけました。 蔵前2丁目にある、「デイリーズ・マフィン 蔵前店」さん

ただひとつのもの、それがcookbookだった

ジュリアとニックが語る料理本と多様性 その2ジュリア・ターシェンとニック・シャーマ。 いまもっとも信頼され、支持されているふたりのcookbook作家が、Eaterの副編集長と本を出すことについて語っている文章を読んでいます。 前回は、ふたりが性的マイノリティーということで、cookbookと多様性についての話題がメインでしたが、今日はそれぞれがcookbookを出版するまでの個人史が明らかにされます。 どうぞ、続きをご覧ください! *** 続きはぜひククブクのペー

出版社と性的マイノリティーのしあわせな関係

ジュリアとニックが語る料理本と多様性 その1 ククブクで取り上げると反響がとても大きい、cookbook作家のジュリア・ターシェン。 彼女が、このたび初のcookbook『Season』を出したニック・シャーマ、そして編集者のダニエラ・ガラルサとともに「cookbookを出版すること」について語っている記事をEaterに見つけました。 彼女たちがcookbookを書く理由、そこに込められたメッセージがよくわかるクロストークでしたので、ちゃんと翻訳しておきたいと思います。

死せるウサギ団、ふたたび

Eaterによる2018年秋のベストcookbook その12アメリカのフード情報サイトEaterが選んだ「2018年秋のベストcookbook」全42冊を、回を分けてご紹介しています。 シリーズもいよいよ最終回。 「ドリンク」のカテゴリーに突入し、前回はプロのバーテンダー御用達のカクテルブックの最新版と、グラフィックで学べるワインガイドの第2弾をご紹介しました。 チャールズ・シューマンがカッコよかった! 今日は、レヴュー付き残りの1冊と、その他の特筆すべきドリンク本

マティーニはマティーニ

Eaterによる2018年秋のベストcookbook その11フード情報サイトEaterに掲載されている「2018年秋のベストcookbook」という記事を読み込んでいます。 前回は「ベイキングとペストリー」というカテゴリーから、『シェフのテーブル』でも特集されているシェフ、マグナス・ニルソンによる北欧パン&お菓子のcookbookなどをご紹介しました。 北欧のパンって、デニッシュだけじゃないんですね。 さて今日からはこのシリーズ最後のカテゴリー、「ドリンク」のcook

金曜日のcookbookランキング

#090 アルゼンチンは広いな新たな料理本との偶然の出会いを楽しむ、金曜日のcookbookランキング。 10月第2週のランキングをお伝えします! 先週は出先の愛知県で台風の影響でひどい目にあいましたが、今週も出回ることの多い一週間でした。 食関連でダイジェストをまとめると、まずは丸の内のKITTEにある「根室花まる」。 17時前という比較的空いている時間帯に入ったので、待ち時間なくカウンターに案内され、北海道から直送される美味しいお寿司をいただくことができました。