見出し画像

いくどん

 2024年3月28日(木)14:00。

 私たちまほろ成吾の3人は、町田市にある「いくどん 町田駅前本店」にいました。まだ、平日の14:00なのに、店内は満席。
 予約しておいて本当に良かった。皆さまにお読みいただいた「おっさんのいぶくろ」の1作目が、おかげ様で予想していた以上に売れたので、Amazonから支払われた印税を使わせて頂き、ささやかながら、お祝いの乾杯をするためでした。

 今回は、私たちの出版ユニット「まほろ成吾」(まほろなるご)の由来のお話から始めます。

 まず、「まほろ」。ご存知、三浦しをんさんの小説で映画化もされた「まほろ〜」シリーズの舞台「まほろ市」は「町田市」がモデルになっていますので、町田市にあった高校で出会った私たちに縁があること。
 少し調べてみると、「まほろ」は、「楽園」「理想郷」を意味する古語でもあります。

 そして、「成吾」(なるご)
私たちユニットメンバーは、東京都立成瀬高等学校の5期生で、学年同窓会を「なる5」(なるご)と呼んでいます。これを漢字に変換し、そのまま「なるご」と読む。
 また、「成」には、物事をなしとげる。なる。できあがる。なりたつ。そだつ。
等の意味があり、
 「吾」には、自分。話し手自身を指す。われ。
日本で、友人・同輩に対する親しみを表す。
等の意味があるそう。

 という事で、「まほろ成吾」には、

①「町田のなる5」
②「吾ら理想郷で事を成す」

の二つの意味を込めました。
さらに、理想郷には、「町田」という意味と「Kindle出版の世界」という意味も込めています。

 余談ですが、瑛太さんと松田龍平さん主演の映画「まほろ駅前狂想曲」に、私は妻と娘と3人でエキストラで出演しています。

 さて、本題の「いくどん」です。
いくどんは、まほろならぬ町田市で私たちが子供だったずっと昔から、半世紀以上営業している焼肉・ホルモン焼屋さん。卓上の七厘の炭火で、自分で焼いて食べるお店です。

 私は、2歳の頃から町田に住んで町田で育ちましたし、父の大学の後輩の方が家業の燃料店を継いで、いくどんで使う炭を卸していたことも知っていました。

 でも、何故かこれまでいくどんには全く行く機会が無く、いくどんで飲み食いしたのはこの日が初めてでした。

 また来たい!何度でも来たい!
はじめてのいくどんは、そう思えた名店でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?