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本質的思考法と子の教育法

子育てのHow toの1つに、
「どうしてそんなことをしたの!」と問い詰めるのではなく
「次どうしたら良いと思う?」と、改善のことを子に考えさせることが
子供への教育として良いとされるらしい。

これだけ読むと、なんとなくそうかも、という気になる。

さて、方や大人の世界。ビジネスシーンの話。
『次はこうしようと思います』とアクションアイテムだけが提示されると

「なぜそうしようと思ったのか」と問われ、その考察や論理展開が甘いと、
「ちゃんと課題を!原因をもっと突き詰めて考えよ!」
と指導されるものです。

「なぜ?」を5回問え、という某自動車メーカーのHow toもありましたね。


はて。
これって、いつの間にか「あるべき考え方」が逆転していませんかね??


「子供のしつけと大人の教育は違う」
なるほど。何故違うのか?本当にそれで良いのか?も問い詰めたいところですが、

・ここでいう子供と大人の境界線ってどこ?

・そのターニングポイントを迎えたことを、該当する若者にちゃんと誰か教えてるんだっけ?

「君たちはもう子供じゃなくて大人なのだから、表面的な改善をするだけじゃなく、本質的なイッシューを考えなさい」と、いつか、誰か教えてあげることになってるんでしたっけ?

社会人になってからじゃ、遅いですよ。
20代になってそうそう全員が綺麗に価値観や思考アプローチなんて変わりませんから。皆さん自身がそうでしょ。
それに、そういう論理的思考、本質的思考が全く出来ない人は、就職活動上も不利になる。買い手市場じゃまず就職すらできない。
ぜんぜん遅いんです。

大人に求められている本質的な価値観や物事の考え方を、子供の時に教え込まずに、いつ教えることになってるんでしたっけ???

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