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ファイブ・ナイツ・アット・フレディズ

Five Nights at Freddy's。2023。アメリカ。

同名のゲームの映画化。ゲームはピザ屋さんの警備員になって五日間を無事に過ごす。敵はアニマトロニクスで店内に設置された防犯カメラの映像を見ながらじわじわ攻めてくる敵を監視しつつ警備室に侵入されないようにする、だるまさんが転んだとモグラ叩きが混ざったようなゲーム。朝まで生き残れ!

めっちゃストーリーがあった。監視カメラを駆使したアクションゲームを想像してたけど、終わってみればこれが原作で映画をゲーム化つってもいいぐらいの出来な気がする。
廃墟とアニマトロニクスってことでニコラス・ケイジのウィリーズワンダーランドが頭をよぎる。主人公のマイクが冒頭でブチギレを繰り出してきたのでなおのこと無双展開がくると期待してしまったけど、本当に真っ当なホラー映画だった。
全部繋がっているっていう些か強引な力で持ってく展開や、人が死んでるのに仕事の募集が続く理由が不明なとことかも、ホラー映画的だなと思った。

主人公のブチギレ属性をもっと発揮してほしいなと思ったし、定職につけないほど特に問題のある人間だと思えなかったので、やっぱりブチギレが欲しかった。ブチギレるのに妹には頭が上がらないくらい愛が深いとこも見たかった。
でもあれか、弟を助けられなかったのが本当にトラウマだったから自分を攻めてて自分を押し殺した感じなのか。そこから家族いなくなっちゃうもんな。

妹って実の妹なんだろうか。

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