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ミセス・ハリス、 パリへ行く
Mrs. Harris Goes to Paris。2022。アメリカ。ハンガリー、イギリス、カナダ、フランス、アメリカ、ベルギー。
監督 アンソニー・フィアビアン 原作 ポール・ギャリコ
エイダ・ハリス、アルバ・バチスタ、リュカ・ブラヴォー
戦争で夫を亡くしたハリスはある日、クリスチャン・ディオールのドレスに出会いその煌めきの虜になる。どうしても自分のそばに欲しいハリスは、一念発起して大金を貯めてフランスに乗り込む。行動力の塊のハリスはフランスでもそのオーラを振り撒くよ。
出会ってしまった系のワンダフルな映画でした。超いい。
可愛いドレスに心をときめかせるハリスの表情が見てるこっちも嬉しい気持ちになる。美しいものに魅了される感性に従い突き進んでいく行動力を、夢を追いかけるって言ってたけど、その過程の努力が苦労として描かれてなくて夢のための大変さも人生を楽しむことの一つで夢の一部と感じて、とても希望に満ちててかなりアガる。
ポジティブなバイブレーションしかなく心が満ち満ちになった。
この映画はポール・ギャリコ原作のハリスおばさんシリーズの最初の話だそうです。全く知らなかった。
2022角川文庫「ミセス・ハリス、パリへ行く」亀山竜樹訳
1976ハヤカワ文庫「ハリスおばさんに花束を」高松二郎訳
2023 角川文庫「ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く」亀山竜樹訳
1978講談社文庫「ハリスおばさん国会へ行く」亀山竜樹訳
1982講談社文庫「ハリスおばさんモスクワへ行く」亀山竜樹,遠藤みえ子訳
このご作品が邦訳されてるそうです。全部読みたいね。
ポール・ギャリコはポセイドンアドベンチャーの人。
この映画のアメリカ公開が2022の7月15日で私事ながらこの日は誕生日だったりするんですが、ポール・ギャリコの亡くなった日が1976の7月15日なんですよね。この年のこの日が私の生まれた日だったりして、とても感動した作品の作者との偶然の一致にさらに特別な作品になってしまった。
尚更、読みたいんよ。
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