見出し画像

シルバー 夢の扉

Silber und das Buch der Träume/ Silver and the Book of Dreams。2023。ドイツ。
ジャノ・マッキノン、リース・マニオン、

明晰夢の中で秘密の儀式を執り行う5人。

ドイツの作家、ケルスティン・ギア作 シルバー:夢の書 三部作の一作目の映画化だそうです。
サブスクのおすすめで子供向け文学が続いたので、ワクワク系と思ってたらワンダーな生きものは出てこず、夢の世界の描写も夢ですって分かればいいかって範囲の作りで、同級生もサクッと死んだり結構夢見る少女じゃ居られなかった感じです。

母親や義理の妹との確執に関して引きずることなく解決していて、人生色々あるけど些細なことに足を取られないで今一番大事なことに集中するべきで、義理の父親とか眼中にない感じが良かったです。思春期だから異性とのコミュニケーションのほうが大事。
主人公リブがやたら大人っぽい態度だった。こまっしゃくれというか大人。5年間に7回引っ越しすると達観するんだろうか。
そんな大人びたリブも、同級生の死の時に押さえていた気持ちが出てしまうシーンはさらに役の魅力が増した瞬間だと思う。

三部作、続編はあるのだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?