![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146383435/rectangle_large_type_2_e5a87ca928ccd235f441f55176360cd3.jpeg?width=1200)
時計じかけのオレンジ
A Clockwork Orange。1971。イギリス。
不良少年が投獄されて実験中の犯罪者矯正プログラムを受けて釈放されて、政治利用の道具になる。
最初の他のギャングとの抗争がリアルさがないものの躍動感がすごくて妙に暴力的に見えた。あと結構女性蔑視の暴力表現がきつい。ほんと道具でしかない。
この映画は初めて見たの10代かそこらだったと思うんだけど、映画の内容を全く覚えてない。というか理解できて見てたか疑わしい。コロナ・ミルク・バーの名前を久しぶりに聞いたけど、なんで牛乳を飲むんだろうって思ってた気がする。薬物だったんですね。今見るとすぐわかるんだけど。コロナ・ミルク・バーてバンドがいたな。
アレックスをめぐる政権と反権力のやり取りとか理解できてなかったと思う。後半の病院での精神科とやったテストのアレックスの反応がいいのか悪いのかわかんなかったもん。昔は。
時計じかけのオレンジっていう映画が危ないって理由で視聴したので刺激が欲しかっただけなんだろう。敵がいるわけでもなくスカッとする着地があるわけでもなく、単純な感情の起伏が欲しいだけの感受性しかなかったから。
最後のアレックスの表情はこれから暴れてやるぜって顔なのか、まだ続けないといけないのかって苦しみの顔なのか、なんなんだろう。
小説家のおじさんの演技が表情豊かなんだけど、多種なものが回ってどんな表情なのかわからない時がある。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?