I'm shocked!

出稼ぎ先は公立小中学校の生徒のための塾なのでおどろくことばかりですが,最近とても驚いたことがあります。

クリスマスが何の日なのか知らない子が多いという事です。キリストさまがお生まれになった日と言うことを知らない子がほとんどでした!そこの塾が特別なのかもしれませんが。。。クリスマスツリーを飾る日だとか,わからないけどプレゼントをもらえる日だとか。。。そういう日なのだそうです。いったい親はどういう子育てをしているのでしょう。クリスマスはもちろんですが,先月の勤労感謝の日も文化の日も知りません。とにかく学校が休みということだけなのです。

公立高校受験用に国語では「敬語」の単元もあります。わざわざ敬語を塾で教える必要などないのではと思うのですが,敬語を使ってまともに話せない子が多いことにもびっくりしました。

親は,塾に通わせることよりも常識を教えることが大切だと思います。国立大学志望の受験生も担当していますが,その子に諺や慣用句を使って話しても通じません。その子曰く,「学校の授業で諺なんかやらないから知りません。」です。びっくりしました。いったい家庭ではどういう会話をしているのでしょうか。諺,慣用句,敬語,これらのことはわざわざ机上で学ぶことではなく,日常で知りうる,身につくことです。もしかしたら親自身が国語的な常識を知らないのではないかと思いました。

もしそこの塾でのことが当然であるのなら,日本の文化・慣習はどうなるのかと危惧します。

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