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魯山人の和食力

先日J-waveのgood neighborsでクリス智子さんが紹介していて、面白そうだったんで買った北大路魯山人の『魯山人の和食力』。
究極の拘り人なんだろうな、と思える美食と芸術の美に拘った言葉が品良く溢れてて読んでいて楽しい本。

和食には詳しくも無いし作れないし拘りも無いのだけど、読んでると「あぁ、日本人に生まれて良かった」とか「あぁ、こんな美味そうな〇〇食べてみたい!」とか「これ真似て作ってみようかな?」とか興味津々に踊らされてしまう楽しい本。

前書きに

「絵でも、書でも、せいぜい趣味の高いものにこしたことはない。これまた心の栄養で、人間をつくる上の大切な肥料なんだから。」

とあって、この一文が、ジャブで後々効いてくる感じ。
全体に品の漂う文章は読む程に自分にもほんの数パーセントでもこの品の良さが欲しいと思ってしまった。

魯山人と言うと、「美味しんぼ」で海原雄山と山岡士郎の究極と至高の対決の所々で出てくるので知ったんだけど、その時は実在か架空かも分からなかったんだよね。
それで、社会人一年目に幼少の頃から可愛がってくれてた岡山林太郎さんが就職祝いに連れて行ってくれた築地の寿司屋で、やたらと存在感のある大皿が飾ってあって気になって訊いたら「あれは魯山人の作品だよ」と教えて貰い、その迫力に驚いたのを鮮明に憶えてる。その時に「あ、ホントに凄い人だったのね、、」と思ったんだけど、それ以降はたまに耳にするくらいだったんだけど、ちょっと今回本読んで改めて拘りの強さと品格に惹かれてしまった感じ。

結論は、やっぱ本物を見て触って感じて知らないとアカンな、ってことです。

食や美、芸術に絡めての哲学が詰まってる感じの良本でオススメです。

あと、読むと美味しいものが無性に食べたくなるんで、ダイエット中の方にはオススメ出来ませんw

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